2020年2月27日木曜日

Midnight (The Hanging Tree) ホッシュ・アンド・ナインティーン・セヴンティナイン (HOSH & 1979 ft. Jalja)

「Rock-A-Bye Baby」という子守歌をご存じでしょうか?もしご存じなければ(ただおそらくご存じだとは思いますが)こちらをお聞きください。優しい感じの曲ですが最後に少しギョッとします。
Have you ever heard a lullaby called, "Rock-A-Bye Baby"?  If you haven't, well I think you probably have, listen to this.  It sounds sweet but a bit disturbing at the end.
Midnight (The Hanging Tree)  (HOSH & 1979 ft. Jalja)

Are you, are you coming here with me
To run by my side so we can free?
Strange things do happen here
It's the time to leave
If we met at midnight at the willow tree

ねえ一緒に来てくれる?
走って一緒に逃げ出そう,そしたら自由になれるから
こんなところじゃおかしなことが次々本当に起こっちゃう
だからそろそろ逃げ出さなくちゃ
あの柳の木のあるとこで真夜中に待ち合わせたら

(余談)

子どもを寝かしつけるための曲でありながら,子守歌には気味の悪いものも少なくありません。 リードで述べた曲だけではなく,オーストラリアのBabies in the Woodという曲ではさらわれた子ども2人が森の中で死んでしまいます。

Oh my friends don't you know(ねえ知らないの?)
How a long time ago(ずっと昔のことだけど)
There were two little children (ちいさな子どもが二人いて)
Whose names I don't know?(名前?そんなのわからないけど)

They were taken away(その二人がさらわれて)
On a cold winter's day(ある寒い冬の日に)
And left in the woods(森の中に置いてかれたの)
So I heard some folks say.(そうみんなが言ってたよ)

And they sobbed and they sighed(二人ともめそめそ泣いたり溜息ついて)
And they bitterly cried(めちゃくちゃ泣いたりしてたけど)
'Til at last they grew weary(最後に疲れ果てちゃって)
And lay down and died.(地面に倒れて死んじゃった)

And the robins so red,(真っ赤な色のコマドリが)
When they saw they were dead,(死んでる二人のことを見つけて)
Took strawberry leaves(イチゴの葉っぱを持ってきて)
And over them spread.(二人の上にかけたげた)

Oh babes in the woods,(森の中の子どもたち)
Poor babes in the woods,(かわいそうな子どもたち)
How sad is the story(すごく悲しいお話だよね)
Of the babes in the woods. (森の中の子どもたちって)

本来幸福であるべき子守歌にこのような悲惨な内容のものがあるのは一体なぜなのか?

あくまでも個人的な感想ですが,これはジェット・コースターが楽しい理由と同じなのではないでしょうか?確かに歌われている歌詞の内容は恐ろしいけれど,それを歌っているのが親などの自分の安全を確保してくれる相手であり,しかもそれを聞いている場所が自宅の自分のベッドの中となれば,それが真の脅威ではないということが子どもにもわかるわけです。

・・・そういえば「なまはげ」も怖いですよねえ。

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