この曲を最初に耳にしたのは,1994コーボ・アリーナ襲撃事件(1994 Cobo Arena attack) を描いた2017年のアメリカ映画「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (I, Tonya)」を見た時でした。
I heard this song first in a 2017 American film, "I, Tonya" which depicts "the 1994 Cobo Arena attack" in which an American figure skater Nancy Kerrigan was attacked by a man.
Devil Woman (Cliff Richard)
I've had nothing but bad luck
Since the day I saw the cat at my door
So I came into you, sweet lady
Answering your mystical call
Crystal ball on the table
Showing the future, the past
Same cat with them evil eyes
And I knew it was a spell she cast
She's just a devil woman
With evil on her mind
Beware the devil woman
She's gonna get you
She's just a devil woman
With evil on her mind
Beware the devil woman
She's gonna get you from behind
Give me the ring on your finger
Let me see the lines on your hand
I can see me, a tall dark stranger
Giving you what you hadn't planned
I drank the potion she offered me
I found myself on the floor
Then I looked in those big green eyes
And I wondered what I came there for
She's just a devil woman
With evil on her mind
Beware the devil woman
She's gonna get you
She's just a devil woman
With evil on her mind
Beware the devil woman
She's gonna get you from behind
Stay away
Look out
If you're out on a moonlit night
Be careful of them neighbourhood strays
Of a lady with long black hair
Tryin' to win you with her feminine ways
Crystal ball on the table
Showing the future, the past
Same cat with them evil eyes
You'd better get out of there fast
She's just a devil woman
With evil on her mind
Beware the devil woman
She's gonna get you
(repeats)
俺はとことんツイてない
玄関先で黒猫の姿を見かけたあの日から
だからアンタに惚れ込んで
不思議な誘いに乗ったんだ
テーブルに水晶玉が乗っかって
過去と未来を映してる
あの不吉な目を持った同じ猫がそこにいる
それでやっとわかったよ,あいつの魔力にかかったなって
あいつはとにかくヤバい女だ
悪だくみばっかしてるし
ヤバいあいつに気を付けろ
食い物にされちゃうぞ
あいつはとにかくヤバい女だ
悪だくみばっかしてるし
ヤバいあいつに気を付けろ
後ろからお前のことを襲ってくるぞ
その嵌めてる指輪をかして
お前の手相を見せてみろ
俺がいるみたいだな,背の高い色の黒い知らないヤツが
不意打ちお前に食らわせてるぞ
あいつが俺に差し出した「秘薬」を飲んだと思ったら
気づくと床に転がって
緑色したあのデカい目が俺の方を見つめてて
それで俺は思ったよ,一体何しに行ったんだっけ?
あいつはとにかくヤバい女だ
悪だくみばっかしてるし
ヤバいあいつに気を付けろ
食い物にされちゃうぞ
とにかくあいつはヤバいんだ
悪だくみばっかしてるし
ヤバいあいつに気を付けろ
後ろからお前のことを襲ってくるぞ
関わらないで
気を付けろ
月夜の晩に出かけるのなら
そこら辺に屯する,ああいうはみ出し者だとか
真っ黒の長い髪した女なんかにゃ気を付けろ
「女」を使って落としに来るぞ
テーブルに水晶玉が乗っかって
過去と未来を映してる
あの不吉な目を持った同じ猫がそこにいる
さっさとここから逃げなきゃダメだ
あいつはとにかくヤバい女だ
悪だくみばっかしてるし
ヤバいあいつに気を付けろ
食い物にされちゃうぞ
(繰り返し)
(余談)
この曲に登場する「devil woman」は生まれた時からそうだったのでしょうか?ひょっとすると元々はそうではなかったのに,そうなることが普通の環境で育ち,周囲からもそうすることが当たり前だと教えられてきただけで,違う環境に生きていれば全く別の人間になっていたかもしれません。
この映画の主人公Tonya Hardingにしても,実際に襲撃に絡んでいたのかどうかはともかく,映画の最後に流れる演技を見る限り,フィギュア・スケーターとしての才能は間違いないように思います。
むしろその会心の演技の映像が素晴らしかっただけに,逆に人間の「運」あるいは「巡り合わせ」というものについて考えさせられました。
今後は「俺様」なヤツに会っても広い心で対応できる・・・・・わけないですね。
『この曲を最初に耳にしたのは...「I, Tonya」を見た時でした』との解説を見て思わずコメントを書いています。私もこの映画を見た時、冒頭かかったこの曲に驚きを覚えました。初めて耳にしたのではありません。「どこかで聞いたことがある」。しかし、それは1982年の旧ソ連のウズベク共和国のタシケントで買ったレコードの中にあったのです。てっきりウズベク人が作った曲だとばかり思っていました。押し入れからレコードを探し出しました。ロシア語でTerry Britten作曲、「エストニア語版」で曲名がОпасная женщина(危険な女)と書いていた。さらに調べると、1969年クリフ・リチャードが歌って全米でヒットした曲だと分かった。私の完全な思い違いでしたが、映画製作者が冒頭にこの曲を選んだ理由も理解できた気がします。
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