2013年7月8日月曜日

I Love It アイコナ・ポップ (Icona Pop)

きっと誰にもこういう経験はあると思います。10代の頃,親や教師はエイリアンのように感じていました。何を言っても向こうは全く理解してくれず,自分も相手の言うことが全く理解できませんでした。
ところで,偉大な哲学者にして西洋哲学の祖の一人と称えられるかのソクラテスをして次のように言っています。
「近頃の若い者は贅沢に溺れておる。態度は悪いわ,お上には楯突くわ,目上の者はないがしろにするわ,鍛錬の場でくっちゃべっとるわ。目上の者が部屋に入って来ても立とうともせん。親には口答えするわ,人のいる前でうるさくするわ,食べ方は汚いわ,教師を脅すわでなっとらん。」
もう何回も聞かされたセリフです。世代間のギャップというのは別に最近のものじゃないんですね。
I believe everybody knows it.  When I was in my teens, parents and teachers felt like aliens to me.  They didn't understand what I said and I didn't what the did either.
By the way, I heard that Socrates, a great philosopher and credited as one of the founders of Western Philosophy said;
“Our youth now love luxury. They have bad manners, contempt for authority; they show disrespect for their elders and love chatter in place of exercise; they no longer rise when elders enter the room; they contradict their parents, chatter before company; gobble up their food and tyrannize their teachers.”
It sounds too familiar to me.  A generation gap isn't very new to us.
I Love It  (Icona Pop)
I got this feeling on the summer day when you were gone.
I crashed my car into the bridge. I watched, I let it burn.
I threw your shit into a bag and pushed it down the stairs.
I crashed my car into the bridge.

I don't care, I love it.
I don't care.

I got this feeling on the summer day when you were gone.
I crashed my car into the bridge. I watched, I let it burn.
I threw your shit into a bag and pushed it down the stairs.
I crashed my car into the bridge.

I don't care, I love it.
I don't care.

You're on a different road, I'm in the Milky Way
You want me down on earth, but I am up in space
You're so damn hard to please, we gotta kill this switch
You're from the 70's, but I'm a 90's bitch

I love it!
I love it!

I got this feeling on the summer day when you were gone.
I crashed my car into the bridge. I watched, I let it burn.
I threw your shit into a bag and pushed it down the stairs.
I crashed my car into the bridge.

I don't care, I love it.
I don't care, I love it, I love it.
I don't care, I love it.
I don't care.

You're on a different road, I'm in the Milky Way
You want me down on earth, but I am up in space
You're so damn hard to please, we gotta kill this switch
You're from the 70's, but I'm a 90's bitch

I don't care, I love it.
I don't care, I love it, I love it.
I don't care, I love it.
I don't care, I love it, I love it.
I don't care.
I love it.

アンタが出てった夏のある日
こういう気持ちになったんだ
橋に自分の車をぶつけて
燃え上がるのを眺めてた
アンタの持ち物をカバンにつめて
階段の上から下へ落としてやった
それからその腹いせに
自分の車を橋にぶつけた

どうでもいいよ,そうしたいんだから
気になんかしてられない

アンタが出てった夏のある日
こういう気持ちになったんだ
橋に自分の車をぶつけて
燃え上がるのを眺めてた
アンタの持ち物をカバンにつめて
階段の上から下へ落としてやった
それからその腹いせに
自分の車を橋にぶつけた

どうでもいいよ,そうしたいんだから
気になんかしてられない

アンタとは歩んでる人生が違うんだ
平凡な生活なんかにゃ興味がなくて *
刺激的な生活をしてるのに
アンタはそれが気に入らない
地道な生活をさせたがるけど
こういう浮かれた生活が好きなんだ
口うるさくてなかなか認めてくれないから
まるでスイッチが入るみたいに
すぐにケンカが始まっちゃう
そうならないようどうにかしなきゃ 
70年代の価値観ってやつに
今も縛られてるみたいだけど
こっちは90年代生まれだよ

これでいいの
そうしたいんだから!

アンタが出てった夏のある日
こういう気持ちになったんだ
橋に自分の車をぶつけて
燃え上がるのを眺めてた
アンタの持ち物をカバンにつめて
階段の上から下へ落としてやった
それからその腹いせに
自分の車を橋にぶつけた

どうでもいいよ,そうしたいんだから
気になんかしてられない

アンタとは歩んでる人生が違うんだ
平凡な生活なんかにゃ興味がなくて 
刺激的な生活をしてるのに
アンタはそれが気に入らない
地道な生活をさせたがるけど
こういう浮かれた生活が好きなんだ
口うるさくてなかなか認めてくれないから
まるでスイッチが入るみたいに
すぐにケンカが始まっちゃう
そうならないようどうにかしなきゃ 
70年代の価値観ってやつに
今も縛られてるみたいだけど
こっちは90年代生まれだよ

どうでもいいよ,そうしたいんだから
気になんかしてられない
とにかくこうしたいんだから

(余談)

ここでは,歌詞に登場する相手(YOU)は主人公(女性)よりも年上の男性であり,主人公が2人が破局した時(夏)のことを思い出して語ると仮定して訳文を作っています。

ただこれ以外にYOUは両親であるとする説もあります。歌詞に「70年代の価値観ってやつに,今も縛られてるみたいだけど,こっちは90年代生まれだよ」という箇所があるためですが,前半に登場する「アンタの持ち物をこっちのカバンにつめて,階段の上から下へ落としてやった」の箇所から,
①住んでいる場所の主は主人公
②主人公が相手の荷物を放り捨てている
ということ読み取れるので,やはり恋人と考える方が無難でしょう。

夏休みを前に,昨日の曲が社会派のシリアス物だったので,能天気なヤツをと思い,この曲を取り上げてみました。

個人的にこの曲の面白いところは,「 平凡な生活なんかには興味がなくて,刺激的な生活をしてるのに,アンタはそれが気に入らない,地道な生活をさせたがるけど,こういう浮かれた生活が好きなんだ(I'm in the Milky Way, You want me down on earth, but I am up in space)」の箇所だと思っています。おそらくdown to earth[地道・堅実な生活をする)という表現と対比させているのだと思われます。

ただ厳密に言えば,銀河系(Milky Way)の中には太陽系も含まれるので,銀河系にいるからといって,ただちにそれがdown to earthを否定するとは思えませんが,その後でI am up in spaceと言っているので,少なくとも「地に足(down to earth)」はついてないようです。

それにしても,日本語でも「地に足のついた生活」「浮かれている」と言うあたり,時に人間の考えることは意外なほど似ています。




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