2014年2月19日水曜日

Addicted To Pain アルター・ブリッジ (Alter Bridge)

確か東京でのショウの幕開けがこの曲だったと思います(間違っていたら申し訳ありません)。この曲こそ,ヴォーカルのMyles Kennedyが何者であるかを私に見せつけてくれた曲です。優れた歌い手とはこういうものだという典型のようなアーティストです。声に張りがあり音程が全くブレない。ライヴでもスタジオ録音と全く変わりませんでした。彼のパフォーマンスを見ながら,この人が音を外すとことなんてあるんだろうかと思いました。
I believe their gig in Tokyo opened with this song (sorry if I'm wrong).  This was the song that proved me who Myles Kennedy was.  He seemed to be an epitome of a good singer.  A singer with strong and pitch-perfect voice.  He didn't change a bit in live. Watching him perform, I wondered if he'd ever missed a note once.
Addicted To Pain  (Alter Bridge)
Tell me how it feels to live a lie
Tell me do you know that it won't ever be the same
You can't deny, the house of cards just hit the floor
Don't tell me you can save it in the end
There's nothing you can do
'cause when it's gone, you know it won't come back again
But you don't listen anymore

You're addicted to pain
Too blind to see you're lost in the shadows
So addicted to face
In time you're gonna lose it all

If only I had said this long ago
If only I had found a way to tell you all the things you should've known
But you were lost right from the start
How the hell are you the one to blame
You've done no wrong, you gave it all
So why the hell did you have to change
You broke your back, she broke your heart

You're addicted to pain
Too blind to see you're lost in the shadows
So addicted to face
In time you're gonna lose it all

Cry out!
You're nowhere now!
She sold you out!
You're gonna lose it all!

Cry out!
You're nowhere now!
Just tear it down!
You're gonna lose it all!

[Guitar Solo]

You're addicted to pain
Too blind to see you're lost in the shadows
So addicted to face
In time you're gonna lose it all

You're addicted to pain
Sometimes it seems like nothing else matters
You're too addicted to face
In time you're gonna lose it all

Cry out!
You're nowhere now!
In time you're gonna lose it all
Cry out!
You're nowhere now!
You don't live it anymore

教えてくれよ
自分を誤魔化して生きるのは
一体どんな気分なのか
教えてくれよ
お前はちゃんとわかってんのか?
そんなこといつまでも続かないって
認めろよ
トランプを積み上げて家の形にしてみても
すぐに崩れて床の上だ
最後にはどうにかなるなんて
寝言ぬかしてんじゃねえぞ
そうなったら
お前にできることなんか
なにひとつないんだから
わかってるんだろ?
これが最後で次はないって
なのに俺が何を言っても
もうお前は耳を貸さない

こんなに辛い思いをしてるのに
どうしてもそれが諦められない
不安に苛まれて
自分を見失ってるってのに
そんなことさえわかってない
世間体っていうヤツを
とにかく気にしてるけど
このままじゃ
いずれなにもかも失うぞ

もっと前にこのことを
お前に教えてやってたらって
今はそう思ってる
あの頃どうにかして
知ってた方がいいことを
お前に教えてやれてたらって
今はそう後悔してる
そもそもお前には最初から
わけなんかわかってなかったんだ
「自業自得」なわけないだろ?
悪いのはあっちの方
お前が悪いわけじゃない
必死に頑張ってきたんだから
変わろうとなんてしなくていい
精一杯頑張ったのに
あいつの方が
お前の気持ちを傷つけたんだ

こんなに辛い思いをしてるのに
どうしてもそれが諦められない
不安に苛まれて
自分を見失ってるってのに
そんなことさえわかってない
世間体っていうヤツを
とにかく気にしてるけど
このままじゃ
いずれなにもかも失うぞ

だから叫べ!
これじゃどうしようもないんだよ!
あいつはお前を売ったんだ!
このままじゃ
すぐになにもかも失うぞ!

だから叫べ!
これじゃどうしようもないんだよ!
あいつはお前を売ったんだ!
このままじゃ
すぐになにもかも失うぞ!

こんなに辛い思いをしてるのに
どうしてもそれが諦められない
不安に苛まれて
自分を見失ってるってのに
そんなことさえわかってない
世間体っていうヤツを
とにかく気にしてるけど
このままじゃ
いずれなにもかも失うぞ

こんなに辛い思いをしてるのに
どうしてもそれが諦められない
不安に苛まれて
自分を見失ってるってのに
そんなことさえわかってない
世間体っていうヤツを
とにかく気にしてるけど
このままじゃ
いずれなにもかも失うぞ

だから叫べ!
これじゃどうしようもないんだよ!
あいつはお前を売ったんだ!
このままじゃ
すぐになにもかも失うぞ!(2回繰り返し)

(余談)

この曲,2月18日に恵比寿のリキッド・ルームで開催されたAlter Bridgeのライヴのオープニングで歌われた曲です。ライヴが大変素晴らしかったので,帰宅後に急いで仕上げました(ために拙速の誹りは甘受します)。

それにしても,そう来たかと意表を突かれました。歌詞の後半になるまでは,これは世間や周囲の望むように自分を偽っている人間に対し,本当の自分を見せろと問ういわばFoo FightersのThe Pretender http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/02/pretender-foo-fighters.html のような曲だと考えて和訳していたのですが,実際は恋愛関係の曲だったわけですね。

彼女にいいようにされている自分自身(あるいは字義通り解釈すれば主人公の友人)に対し,主人公が「お前いいかげんに目を覚ませよ」と諭す曲。これは新機軸です。

3 件のコメント:

  1. 先日の「Rise Today」の際にこの曲を初めて聴いて、その道(Hard Rock/Heavy Metal)のバンドとしての溢れる「王道感」にちょっと感動しました。学生の頃そちら方面に傾倒していたことがある身としては、旧知の場所に戻ってきたような懐かしさがあります。それにしても、この「安心安定のハイクオリティ感」は何でしょうか…。基本装備の音をしっかり鳴らして、ふさわしい声で歌えばそれで十分とでもいうような説得力を感じます。

    ところで、(彼らもそのようですが)既存の中心メンバーにヴォーカリストを迎えて結成されたHR・HM系バンドの場合、内紛が起きてあっさりヴォーカリストの首のすげ替えに走るパターンが多い気がします。しかしながらMyles Kennedyの存在感を鑑みますと、このバンドの場合何があってもそれは避けるべきでしょう。

    まあ、たとえファンがひくほど罵りあって別れても、ほとぼりが冷めると「やっぱり俺達は一緒にやる運命だった」とか「ちょっとした行き違いがあっただけで憎んでたわけじゃない」とか怪しすぎるコメントと共に再加入や再結成するというパターンすらありがちな世界ではあるのですが…。

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    1. コメントありがとうございます。どういうわけか,いくつかのコメントがスパムフォルダに勝手に格納されていたため,お返事が遅れましたことをまずはお詫びいたします。
      さて,このMyles Kennedyですが,その実力であちこちから客演のお誘いがかかるほどなので,リストラされることはまずないと思われますし,仮にそうなってしまったとしても,彼ほどの実力者であればいささかも問題はないでありましょう。そもそも「ロックバンドの分裂・解散劇」というものは「プロレスラーの引退」に近いものがあります。某レスラーなど一体何度「引退」したか。いわば一年中閉店セールをしている店と同じなので,さほど心配する必要もないように思われます。
      ところでこの日会場で配布されたチラシを帰宅後見たところ,あの「30秒」の4月のライヴのものを見つけました。時期的にかなり難しいのですが,にもかかわらず現在大変心が揺れております。

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    2. お忙しいところ、返信ありがとうございます。
      前回返信下さったときおっしゃっていたように、確かに居住地にかかわらず音楽の情報に触れることについては現代版「どこでもドア」があれば何とかなるかもしれません。しかしライブとなるとオリジナル版「どこでもドア」が無い限りそう簡単ではありません。行くかどうか迷うことができる時点ですでにうらやましい、しかもあの「30秒」とは…。
      もしも本当に行かれて今回のように何かの曲をお取り上げになるようなことがあれば、羨望のあまり我を忘れて恨み言のコメントに走る可能性があります。その節はどうか悪く思わないでください(笑)

      (そのうちにまたどこかにコメントすると思いますので、よろしければそちらに返事を下さると嬉しいです。)

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