I've been cautious about her because I knew she's the one who never fails to pay back. If you doubt it, just ask John Mayer and Harry Styles. They'd agree with what I said, I guess. As an artist, however, I should admit she's a master of lyrics. Lines, "We dance around the kitchen in the refrigerator light" are one of the most memorable ones I've ever known in these days.
All Too Well (Taylor Swift)
But something 'bout it felt like home somehow and I
Left my scarf there at your sister's house,
And you still got it in your drawer even now.
Oh, your sweet disposition and my wide-eyed gaze.
We're singing in the car, getting lost upstate.
The Autumn leaves falling down like pieces into place,
And I can picture it after all these days.
And I know it's long gone,
And that magic's not here no more,
And I might be okay,
But I'm not fine at all.
'Cause there we are again on that little town street.
You almost ran the red 'cause you were looking over me.
Wind in my hair, I was there, I remember it all too well.
Photo album on the counter, your cheeks were turning red.
You used to be a little kid with glasses in a twin-size bed
And your mother's telling stories about you on a tee ball team
You tell me 'bout your past, thinking your future was me.
And I know it's long gone
And there was nothing else I could do
And I forget about you long enough
To forget why I needed to
'Cause there we are again in the middle of the night.
We dance around the kitchen in the refrigerator light
Down the stairs, I was there, I remember it all too well, yeah.
Maybe we got lost in translation, maybe I asked for too much,
And maybe this thing was a masterpiece 'til you tore it all up.
Running scared, I was there, I remember it all too well.
Hey, you call me up again just to break me like a promise.
So casually cruel in the name of being honest.
I'm a crumpled up piece of paper lying here
'Cause I remember it all, all, all too well.
Time won't fly, it's like I'm paralyzed by it
I'd like to be my old self again, but I'm still trying to find it
After plaid shirt days and nights when you made me your own
Now you mail back my things and I walk home alone
But you keep my old scarf from that very first week
'Cause it reminds you of innocence and it smells like me
You can't get rid of it, 'cause you remember it all too well, yeah
'Cause there we are again, when I loved you so
Back before you lost the one real thing you've ever known
It was rare, I was there, I remember it all too well
Wind in my hair, you were there, you remember it all
Down the stairs, you were there, you remember it all
It was rare, I was there, I remember it all too well
あのドアから
2人一緒に入って行った
空気は冷たかったけど
どことなく
懐かしいような感じがしたよ
あの時自分のスカーフを
お姉さんちに忘れてきたけど
今になってもあれはまだ
そのタンスの引き出しに
あのまま眠っているんでしょ?
優しい人で夢中になった
2人一緒に車に乗って
中で歌も歌ったし
州の北部に行った時
道に迷ったこともあったよね
まるでパズルのピースのように
落ち葉が散ったあの景色は
あれからずいぶん経った今でも
まだはっきりと思い出せる
わかってるの
もうずいぶん昔のことだって
あの頃の魔法のような瞬間も
今はもうここにはない
それでどうってわけじゃないけど
全然平気ってわけでもない
だってまた
あの小さな町の道端で
お互い出会っちゃったから
信号無視するとこだったね
窓越しにこっちの方を見ていたから
髪に風を受けながら
あの時あそこにいたんだよ
そのことをイヤになるほど覚えてる
カウンターのアルバムを
見られるとすごく照れてたね
アルバムの写真に写った小さな子どもは
眼鏡をかけたまま
ツインサイズのベッドで寝てた
Tボールチームに入ってた
その頃の話を色々と
お母さんが聞かせてくれた
昔のことも教えてくれたね
将来は一緒だって思ってたから
わかってるの
あんなのはずっと昔のことなんだし
どうしようもないことだった
あの頃の思い出も
ずっと長いこと忘れてて
どうして忘れようとしたんだか
それさえ思い出せなくなってたよ
だってまた
あそこで真夜中に出会ったから
開いた冷蔵庫の扉から
漏れだす光を浴びたまま
一緒に台所で踊ったね
階段を下りたとこ
あの時あそこにいたんだよ
そのことをイヤになるほど覚えてる
お互いにちゃんと気持ちが伝わらなかった
甘えすぎたのかもしれないね
たぶん最高の恋だったの
なにもかもダメされちゃう前までは
不安でビクビクしてたけど
それでも頑張っていたんだよ
そのことをイヤになるほど覚えてる
ねえ,またわざわざ呼び出して
約束をなかったことにするように
2人の間のつながりまで
なかったことにするつもり?
ウソつきたくないっていうだけで
こんなにヒドイこと
平気な顔で言うんだね
そこらに転がった
紙屑みたいな存在に
なったような気がするよ
だってみんな覚えてるから
イヤになるほど覚えてるから
時間なんて
あっと言う間に過ぎたりしない
それよりもそのせいで
何も感じなくなっちゃった
元の自分に戻りたいのに
それがどんな姿だったか
今もなかなか思い出せない
彼女だったあの頃は
いつでもチェックのシャツだった
もう今は
あそこに自分の荷物はなくて
みんな送り返されてる
そして今はひとりぼっちで
家まで歩いて帰ってる
だけど付き合い始めたあの頃に
忘れてきちゃったスカーフだけは
まだ持ってるんだよね?
だってそれを眺めていると
あの頃の素直な気持ちに戻れるし
その持ち主がまだそこに
いるような気がするんでしょ?
それで捨てる気になれないんだよ
あの頃の幸せな思い出を
イヤになるほど覚えてるから
だから言ったでしょ?
あの頃は本当に好きだったの
最高の恋をしてたのに
それをあなたがダメにした
だけどそうなる前までは
あれが運命の恋だった
そのことがイヤになるほどわかってる
髪に風を受けてた時
一緒にあそこにいたんだよね?
そのことをなにもかも覚えてる
階段を下りたとこにいた時も
一緒にあそこにいたんだよ
そのことをなにもかも覚えてる
最高の恋だったの
そのことがイヤになるほどわかってる
(余談)
彼女に「モニカ」(不適切な関係のあの方です)という別名まで与えておきながら情けないことこの上ないのですが,私の場合,情景が目の前に浮かんでしまった時点で「負け」なので,今回はリード文でも述べたあの一節で見事に仕留められてしまいました。
それはともかく,この曲からは別れた相手への想いが滲み出ているように感じるのは私だけでしょうか?一説によると,この曲のみならずこのアルバム全体が,刺客の元彼で映画俳優のJake Gyllenhaalに宛てて書いた曲だと言われています。
映画Donnie DarkoやRocket Boysが自分にとって特別な作品なので,彼に対しては人一倍思い入れのある私ですが,今まではそれほどの「使い手」とは思っていませんでした。ただ仮にこれが本当だとすると,凄腕の刺客にここまでさせる彼こそが本当の「刺客」なのかもしれません。
アルバム『Red』の中で一番好きな曲なので、こちらで取りあげられているのを発見し、うれしくて思わずコメントした次第です。
返信削除シングルカットされた他の曲に隠れてしまっていますが、間違いなく名曲だと思います。だってほんとに情景が浮かんできますよね。
絶妙な訳に思わず涙が出そうになっちゃいました☆
コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。仰るように,私も個人的に「ヨリを戻さない」あの曲や「コイツはちょっと危ない」あの曲よりも,こちらの方が好みなので今回こちらで取り上げましたが,これでまた「ガイシャ」が続出しそうな気がいたします。司直の手が我が身に及ばぬよう祈るばかりです。
削除美しいメロディと美しい詩です。自分の思い出と重なります。ドライブに行って、道に迷った事、美しい紅葉をただ黙って二人で眺めていた事…。小さな頃の彼の写真を愛おしく見つめた日…。実は、Against The Current Coverの方で知りました。彼らのカバーには、「Red」もあって、そちらの和訳もこちらで拝読しました。テイラー・スウィフトは、学生時代にカントリーが好きな事を友達にからかわれていじめられていたそうですが、彼女が好きな事を愛し追求し続けた事で、私達はとても素敵な贈り物を受け取る事ができるのですよね。素敵な和訳に出会えて感謝です。これからも、お邪魔します…
返信削除コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。よくよく考えてみれば「開いた冷蔵庫の扉から,漏れだす光を浴びたまま,一緒に台所で踊った」ことなど人生においてただの一度もないのですが,まるでそれが実際の経験であるかのように錯覚させてしまう辺りが刺客の刺客たる所以でございましょう。Taylor Swift,恐るべき使い手です。
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