2017年5月10日水曜日

Blue Suede Shoes エルビス・プレスリー (Elvis Presley)

「別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど,この靴だけは粗末にすんな (Well, you can do anything but lay off of my blue suede shoes.)」と言っていることからもわかるように,主人公にとって今履いている「ブルーのスウェードの靴」は非常に大切なものであるようですが,だとすればその靴の一体どこがそれほど特別なのでしょうか?他の靴にはないような「お守り的な力」がその靴にはあるのでしょうか?
"Well, you can do anything but lay off of my blue suede shoes."  The blue suede shoes the narrator's wearing seem to mean so much to them.  What's so special about them?  Do they have some unique property like a charm which other shoes don't?
Blue Suede Shoes  (Elvis Presley)
[Verse 1]
Do anything that you want to do, but uh-uh
Honey, lay off of my shoes
Don't you step on my blue suede shoes
Well you can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Chorus]
Well, it's one for the money
Two for the show
Three to get ready
Now go, cat, go

But don't you step on my blue suede shoes
Well, you can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Verse 2]
Well, you can knock me down
Step in my face
Slander my name
All over the place

Do anything that you want to do, but uh-uh
Honey, lay off of my shoes
Don't you step on my blue suede shoes
You can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Bridge]
You can burn my house
Steal my car
Drink my liquor
From an old fruit jar

[Verse 3]
Do anything that you want to do, but uh-uh
Honey, lay off of my shoes
Don't you step on my blue suede shoes
You can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Chorus]
Well, it's one for the money
Two for the show
Three to get ready
Now go, cat, go

But don't you step on my blue suede shoes
Well, you can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Verse 2]
Well, you can knock me down
Step in my face
Slander my name
All over the place

Do anything that you want to do, but uh-uh
Honey, lay off of my shoes
Don't you step on my blue suede shoes
You can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Bridge]
You can burn my house
Steal my car
Drink my liquor
From an old fruitjar

[Verse 3]
Do anything that you want to do, but uh-uh
Honey, lay off of my shoes
Don't you step on my blue suede shoes
You can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Chorus]
Well, it's one for the money
Two for the show
Three to get ready
Now go, cat, go
But don't you step on my blue suede shoes
You can do anything but lay off of my blue suede shoes
Well it's
Blue-Blue Blue suede shoes
Blue-Blue Blue suede shoes-Yeah
Blue-Blue Blue suede shoes-Baby
Blue-Blue Blue suede shoes
You can do anything but lay off of my blue suede shoes

[Verse 1]
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは放っとけよ
俺のブルーのスウェードの靴の上を踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

[Chorus]
競馬の世界と同じで「賞金」はトップにならなきゃ貰えない
その次なんて意味なくて見世物になるだけだ
3つ数えて用意しろ
さあ今だ,そのままで突っ走れ!

けどブルーのスウェードの靴だけは踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

[Verse 2]
俺のことボコボコにしたいならそうしろよ
俺の顔を踏みつけて
あることないことでっち上げたら
あっちこっちで言って回れよ

別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは放っとけよ
俺のブルーのスウェードの靴の上を踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな


[Bridge]
俺んちに火をつけたきゃつけりゃいい
車も欲しけりゃ盗ってけよ
酒だって飲みたきゃみんなくれてやるから
その酒の入ってる古いビンから飲んでろよ

[Verse 3]
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは放っとけよ
俺のブルーのスウェードの靴の上を踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

[Chorus]
競馬の世界と同じで「賞金」はトップにならなきゃ貰えない
その次なんて意味なくて見世物になるだけだ
3つ数えて用意しろ
さあ今だ,そのままで突っ走れ!

けどブルーのスウェードの靴だけは踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

[Verse 2]
俺のことボコボコにしたいならそうしろよ
俺の顔を踏みつけて
あることないことでっち上げたら
あっちこっちで言って回れよ

別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは放っとけよ
俺のブルーのスウェードの靴の上を踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

[Bridge]
俺んちに火をつけたきゃつけりゃいい
車も欲しけりゃ盗ってけよ
酒だって飲みたきゃみんなくれてやるから
その酒の入ってる古いビンから飲んでろよ

[Verse 3]
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは放っとけよ
俺のブルーのスウェードの靴の上を踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

[Chorus]
競馬の世界と同じで「賞金」はトップにならなきゃ貰えない
その次なんて意味なくて見世物になるだけだ
3つ数えて用意しろ
さあ今だ,そのままで突っ走れ!
けどブルーのスウェードの靴だけは踏んだりすんな
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな
このブルーのスウェードの靴は本当に特別なんだ
別に遠慮することないし,やりたきゃなんでもやっていいけど
この靴だけは粗末にすんな

(余談)

タイトルの「ブルーのスウェードの靴」は,着こなしという点においてはかなり難易度の高いアイテムであるように思われますが,それとは比べものにならないほど難易度が高いのが「白いエナメルの靴」ではないでしょうか?

なにしろまず履ける場所が限られます。無論ファッションですから突き詰めれば自分がいいと思えばどんな場所に履いていってもいいわけですが,一般的にはこのテの靴を履いて違和感を感じずに済む職業は限られます。普通の会社勤め,とりわけ営業部門ではこのファッションは難しいでしょう。

ミダス王のようなエンターテイナーあるいは特定の「業界」の方ならこのアイテムも無理なく仕事に取り入れられるかもしれませんが,その場合(とりわけ後者の場合)には,その「白いエナメルの靴」を「粗末に」し(てしまっ)た場合,その持ち主との間で「ブルーのスウェードの靴」とは比較にならないほど大きな問題が生じるような気がします。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。最近ちょくちょくおよげ対訳くんを拝見させていただいている者です。自分は最初にリード文を読まさせてもらい、英文の歌詞、日本語の対訳、そして最後に音楽ご拝聴させていただいています。
    最初にリード文を読ませていただいたときにこれは先日、といっても一か月以上前にとりあげていたMrs. Robinson サイモン・アンド・ガーファンクル (Simon & Garfunkel) の余談に書いていたこと、「何故ジョーディマジオなのか」というのと同じ理由なのではないかと思っていたのですが、音楽を聞いた時「これは違うか」と思いました。なにしろアップテンポな曲調だったので(素人目ならぬ素人耳)。
    しかし案外何気ない日常の中に作曲、作詞をするきっかけがあったのでないか(当時の音楽業界の事情はわかりませんが)と素人ながらの疑問を抱きながら投稿させていただきました。
    この投稿にそちらへの配慮がない、もしくは気分を害したのならばこのコメントは無視していただいて結構です。何しろ素人なので。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。実は私も最初は青鉛筆様と全く同じように考えておりました。blue(blúː)とshoes(ʃúːz)が韻を踏んでいたためですが,コメントをお寄せいただきWikipediaで確認したところ,この曲を書いたCarl Perkinsが 1955年12月4日にダンスをした際,他人の「スウェードの靴」を踏んでしまったことがキッカケであるとの記述がありました。
      したがってこの記述が正しいとすれば,まさに「案外何気ない日常の中に作曲、作詞をするきっかけがあった」という青鉛筆様のご指摘通りになるかと思われます。興味深いお話本当にありがとうございました。

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