2014年5月29日木曜日

Karma Chameleon カルチャー・クラブ (Culture Club)

ここ数日頭の中でこの曲が流れ続けています。理由はわかりませんが,時々こういうことが起こります。この曲は知っていたのですが,今まで歌詞の意味をきちんと理解したことはなく,なんとなくKarmaという気の変わりやすい女性のことを歌った曲だと思っていました。実際には,Karmaはあの「カルマ」であって「因果・宿命・業」という意味だったわけで,それゆえ「めぐる(come and go)」ものなんですね。
This has been stuck in my head for days.  I don't know why.  Sometimes that kind of things happen to me.  Well, I knew the tune but didn't realize the true meaning of the lyrics until now.  I vaguely thought it's a song about a girl called Karma who's changing her mind all the time like a chameleon.  Actually, a 'karma' is something like a 'fate' and that's why they 'come and go'.    
Karma Chameleon  (Culture Club)
Is there loving in your eyes all the way
If I listened to your lies would you say
I'm a man (a man) without conviction
I'm a man (a man) who doesn't know
How to sell (to sell) a contradiction
You come and go, you come and go

Karma karma karma karma karma chameleon
You come and go, you come and go
Loving would be easy if your colors were like my dreams
Red gold and green, red gold and green

Didn't hear your wicked words every day
And you used to be so sweet, I heard you say
That my love (my love) was an addiction
When we cling (we cling) our love is strong
When you go (you go) you're gone forever
You string along, you string along

Karma karma karma karma karma chameleon
You come and go, you come and go
Loving would be easy if your colors were like my dreams
Red gold and green, red gold and green

Every day is like survival (sur-vi-val)
You're my lover (you're my lover), not my rival
Every day is like survival (sur-vi-val)
You're my lover (you're my lover), not my rival

I'm a man (a man) without conviction
I'm a man (a man) who doesn't know
How to sell (to sell) a contradiction
You come and go, you come and go

Karma karma karma karma karma chameleon
You come and go, you come and go
Loving would be easy if your colors were like my dreams
Red gold and green, red gold and green

そもそも最初から
そんな気なんてあったわけ?
そうやってウソばかりついてるけど
その心の声に耳を傾けたら
「確信がないんだよ」
「わからないんだよ」って
聞こえてくるのかな?
そんな筋の通らない
話を一体どうやって
信じたらいいんだよ?
まるで「都合のいいヤツ」みたいに
こっちを利用してるのに

その場に合わせてくるくる変わる
カメレオンみたいなヤツで
自分の都合のいい時だけ
こっちに擦り寄ってくる
夢の中で何度も見たよ
本当のその姿を
それをちゃんと認められたら
こっちに優しくすることなんて
なんてことないことなのに
赤や緑や金色の
鮮やかな色なんだから

酷いことなんて
昔はあんまり言われなかった
あの頃はすごく優しくて
よく言ってくれたよね?
お前に夢中なんだって
抱き合って(くっついいて)いる時は
強い絆を感じるけど
いったん離れてしまったら
その後はもうそれっきり
いつだってほったらかし

その場に合わせてくるくる変わる
カメレオンみたいなヤツで
自分の都合のいい時だけ
こっちに擦り寄ってくる
夢の中で何度も見たよ
本当のその姿を
それをちゃんと認められたら
こっちに優しくすることなんて
なんてことないことなのに
赤や緑や金色の
鮮やかな色なんだから

毎日どうにかやってくだけで
本当にヘトヘトなんだ
勝負なんかしたくない
ただ優しくして欲しい(2x)

「確信がないんだよ」
「わからないんだよ」って
聞こえてくるのかな?
そんな筋の通らない
話を一体どうやって
信じたらいいんだよ?
まるで「都合のいいヤツ」みたいに
こっちを利用してるのに

その場に合わせてくるくる変わる
カメレオンみたいなヤツで
自分の都合のいい時だけ
こっちに擦り寄ってくる
夢の中で何度も見たよ
本当のその姿を
それをちゃんと認められたら
こっちに優しくすることなんて
なんてことないことなのに
赤や緑や金色の
鮮やかな色なんだから

(余談)

この曲についてBoy Georgeは,Fred BronsonのThe Billboard Book of #1 Hitsという著書の中で「みんなに共通する『周りから孤立すること対するひどい恐怖感』,つまり信念を表明するのが怖いという気持ちについて歌ったもの。そのために周りに取り入ろうとすることについて歌ったもので,要するに,自分に正直になれず,自分の本心を偽って生きていると,いずれカルマが巡って来る。因果応報ってこと」と説明しています。

一説では,この曲はBoy Georgeがバンドのドラム担当のJon Mossに宛てたものだと言われていますが,前述の説明や,彼(Boy George)がゲイであることを考えれば,これもかなり説得力のある説であるように思われます。

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