2016年12月3日土曜日

Tears In Heaven エリック・クラプトン (Eric Clapton)

人間は死にます。ガンのような病気で命を落とす人もいれば,ひどい事故で亡くなる人もいます。自ら命を絶つ人もいるでしょう。金持ちであってもそうでなかろうが,若かろうがそうでなかろうが,我々人間の行きつく先はただひとつ「死」であり,「死ぬかどうか」は問題ではなく「いつ死ぬか」が問題です。名声も金銭も役には立ちません。永遠に生きることなどできません。
Humans die.  Some die of disease like a cancer.  Some are killed in an fatal accident.  Some take their own lives.  However rich or poor, however young or old, our destination is always the same: Death.  It's not a matter of if but a matter of when.  It's inevitable.  No fame or fortune can keep us from it.  We cannot live forever.
Tears In Heaven  (Eric Clapton)
[Chorus]
Would you know my name
If I saw you in heaven?
Would you feel the same
If I saw you in heaven?

[Verse]
I must be strong and carry on
Because I know I don't belong here in heaven
Would you hold my hand
If I saw you in heaven?
Would you help me stand
If I saw you in heaven?
I'll find my way through night and day
Because I know I just can't stay here in heaven

Time can bring you down, time can bend your knees
Time can break your heart, have you begging please, begging please
Beyond the door there's peace I'm sure
And I know there'll be no more tears in heaven

Would you know my name
If I saw you in heaven?
Would you feel the same
If I saw you in heaven?

[Outro]
I must be strong and carry on
Because I know I don't belong here in heaven

[Chorus]
一体誰のことなのか,名前でわかってくれるかな?
もし天国で会えたなら
変わらずに同じ気持ちでいてくれるかな?
もし天国で会えたなら

[Verse]
無様な姿を見せないで強く生きていかなきゃな
だってちゃんとわかってるから,まだ天国に自分のいられる場所はないって
手を握ってくれるかな?
もし天国で会えたなら
しっかり支えてくれるかな?
もし天国で会えたなら
なんとかずっと頑張るよ
だってちゃんとわかってるから,このままずっと天国にいるわけにいかないことは

生きてれば落ち込むし,立ち直れない時もある
本当に深く傷ついて,すがる事しかできないような,そんなこともあるけれど
天国のあの「ドア」の向うなら,苦しみもすっかり消えて
もうちっとも辛くないから,涙を零すこともない


一体誰のことなのか,名前でわかってくれるかな?
もし天国で会えたなら
変わらずに同じ気持ちでいてくれるかな?
もし天国で会えたなら

[Outro]
無様な姿を見せないで強く生きていかなきゃな
だってちゃんとわかってるから,まだ天国に自分のいられる場所はないって

(余談)

Eric Claptonがこの曲を,不慮の事故で亡くした4歳の息子のために書いたことはよく知られた話ですが,彼に限らず,愛する者を失った人間は,この曲で歌われているように,相手がそこで幸せに暮らしていると考えることで救いを見出すのだと思われます。

こういった考え方は主要な宗教には共通する考え方であり,そもそも宗教とはこのような悲しみに対処するために成立したものだと考えて差し支えないように思われますが,にもかかわらず,人類の歴史を振り返ると,それとは正反対のことが頻繁に起こっているように思えてとても残念です。

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