2015年1月24日土曜日

Sugar マルーン 5 (Maroon 5)

あああーその場にいたかった!下のミュージック・ヴィデオを見るとわかると思いますが,会場にいた出席者はMaroon 5の登場に熱狂しています。そりゃそうでしょう。私だってその場にいたら大騒ぎします。そもそもこの状況で冷静でいられる人なんているんでしょうか?(反語)
ところで,ヴィデオの後半では,調理場の男性は呆気に取られ,花婿は驚き,ブライズメイド(花嫁の介添え人)は大喜び,花嫁も・・・ちょっと待ってくださいよ。花嫁,ちょっとはしゃぎ過ぎじゃないですか?夫ではなく師匠の方に心を奪われているんじゃ・・・。
OMG! How I wish I had been there!  Watching the music video below, you'll see people in the hall went wild over the appearance of Maroon 5.  I don't doubt it.  I'd go wild too if I were there.  Who can stay calm in that situation in the first place?  Nobody can, I believe.
Anyway, in the last half of the video, a man in the kitchen was stunned, bridegroom was surprised, bridesmaids were frenzied with joy and bride also went wild... wait a minutes.  Doesn't she look a bit overjoyed?  I'm afraid that she became more enthralled with Adam Levine not with her husband.
Sugar  (Maroon 5)
[Verse 1]
I'm hurting baby, I'm broken down
I need your loving, loving I need it now
When I'm without you, I'm something weak
You got me begging, begging I'm on my knees

[Pre-Chorus]
I don't wanna be needing your love
I just wanna be deep in your love
And it's killing me when you're away
Oh baby
Cause I really don't care where you are
I just wanna be there where you are
And I gotta get one little taste

[Chorus]
Your sugar, yes please
Would you come and put it down on me?
I'm right here, cause I need
Little love, a little sympathy
Yeah you show me good loving, make it alright
Need a little sweetness in my life
Your sugar, yes please
Would you come and put it down on me?

[Verse 2]
Babe, My broken pieces, you pick them up
Don't leave me hanging, hanging come give me some
When I'm without you, I'm so insecure
You are the one thing, one thing I'm living for

[Pre-Chorus + Chorus]

[Bridge]
I want that red velvet
I want that sugar sweet
Don't let nobody touch it unless that somebody's me
I gotta be a man, there ain't no other way
Cause girl you're hotter than the Southern California Bay
And I wanna play no games, and you don't gotta be be afraid
Don't give me all that shiny shit
No make-up on, that's my sugar

[Chorus 2x]

[Verse 1]
ベイビイ辛くてボロボロなんだ
だから優しくしてくれよ
今すぐそうして欲しいんだ
お前がそばにいてくれないと
つまんないヤツになるんだよ
お前のせいでこのザマだ
こうやって
ひざまづいて頼んでる

[Pre-Chorus]
本当はイヤなんだ
優しくしてくれなんて
そんなことを頼むのは
ただお前の愛情に
ドップリ浸っていたいんだ
だからすごく辛くなる
お前の姿が見えないと
ああベイビイ
お前の行先なんて
本当にどうでもいいんだよ
一緒にそこにいたいだけ
それであるちょっとした
「ごほうび」を手に入れなくちゃ

[Chorus]
お前のくれる「ごほうび」だよ
そうだよ,頼むよお願いだ
ここに来て
俺にそいつをくれないか?
ほらここで待ってるから
だって俺に必要なのは
ちょっとした優しさと
思いやりなんだから
そうだよお前なら
優しくするってどういうことか
そいつを俺に教えてくれて
安心させてくれるんだ
この人生にはちょっとした
「お楽しみ」がいるんだよ
お前のくれる「ごほうび」だ
そうだよ,頼むよお願いだ
ここに来て
俺にそいつをくれないか?

[Verse 2]
ベイビイ,俺がボロボロに
なってしまったそんな時でも
お前が元に戻してくれる
こんな風に宙ぶらりんで
そのまま放っておかないで
ここに来て
俺にそいつをくれないか?
お前がそばにいてくれないと
すごく不安で仕方ない
お前がいてくれるから
こうして生きてられるんだ

[Pre-Chorus + Chorus]

[Bridge]
欲しいんだよ
あの赤いヴェルヴェットとか
「ごほうび」っていうものが
他人に触らせないでくれ
触っていいのは俺だけだ
大人の男にならなきゃな
そうするしかないんだよ
南カリフォルニアの湾よりも
お前の方がホットだから
駆け引きなんかしたくない
だから心配することないぞ
ゴテゴテ飾ることないし
メイクだってしなくていい
そのままのお前がいいんだよ

[Chorus 2x]

(余談)

マズい・・・ヴィデオ前半に登場する花嫁は喜びのあまり花婿にキスしているので大丈夫だと思われるのですが,後半の花嫁はこのまま師匠の虜になってしまいそうで(というかすでに虜であればこその喜びなのでしょうが)他人事ながら大変に心配です。

それはともかく,この歌詞に登場するSugarはメタファーで,いわゆる「肉体的な愛」を表していると思われます。このSugar(糖類),人間が生きて行く上で大変重要な栄養素であり,本能に強力に訴えかける力を持っていますが,それだけに摂取し過ぎると,糖尿病など様々な問題を招く恐れがあり,その点でかなり注意が必要でしょう。

ここで言うSugarが糖類全体を指す文字通りのSugarであれ,メタファー方面のSugarであれ,とりあえずここでは主人公に「過ぎたるは猶(なほ)及ばざるが如し」という言葉を贈りたいと思います。

35 件のコメント:

  1. お、maroon5のシュガー!最近MVを見ていいなあと思ってたところです、いやあサプライズで来てくれたら俺もはしゃいでしまいそうです
    俺にも少し「砂糖」をわけてほしいですねえ・・・

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    1. コメントありがとうございます。お元気そうでなによりです。ところで,収監されると元々甘いものが苦手な人でも大変甘いものが食べたくなるそうです。その背景に「ないと思うからこそ欲しくなる」という心理が働いているとすれば,この機会に自分が本当は甘党なのかそうでないのかを自問自答すべきなのかもしれません(意味不明)。

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  2. maroon5といえば、animalsであまりにも過激すぎるMVだったので、師匠もとうとう頭が狂ったかと思っていましたが、今回のMVを見る限りまだ健全のようです。

    師匠の紡ぎだす歌詞には毎度ながらいつも心を打たれてしまいます。私が一番心を打たれたのはpayphoneですが、vestigeさんはどれが一番心に残っていますか?

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    1. コメントありがとうございます。個人的には歌詞の内容もわからぬままノリノリで歌ってしまったThis Loveが色々な意味で「一番心に残って」おりますが,心を打たれたという意味では,その美しい描写に感動したJust A FeelingやSunday Morningを挙げるべきかもしれません。ただ「投稿」という意味で言えば,リード→訳文→余談,そして奇跡のコメント・リレーを経て,最終的にボウリング・ブログのリンクで終わったLucky Strikeに勝る曲はないと確信しております。

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  3. 師匠のタキシード姿。
    『Sugar』です。

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    1. コメントありがとうございます。果たしてSugarなのは「師匠」の方なのか「タキシード姿」の方なのか,あるいはその両方なのかは存じませんが,kumiko様と同じようにお考えの方は他にも大勢おいでになるような気がいたします。

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  4. いつもこっそり( ?)和訳を拝見させてもらってます。
    あまりにリードが面白かったのでついコメントしてしまいました。
    Marron5のMVといえばセクシーなラブシーンしか記憶にありません。笑。(私もThis loveが一番好きですが、最近になって歌詞 が大胆な事に気づきました)
    Sugarも歌詞は相変わらずですが、ともて心温まるミュージックビデオで思わず何度も見ました。(クラスメートとはAnimalsを繰り返し見て、本当に裸なのか肌色の服なのかを延々と昼休み中討論 しました。)
    これからも和訳を楽しみにしています。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。お話を伺い「風の谷のナウシカ」がTV放映された際,彼女が下着をつけているのかどうかで同じように激論になったことを思い出しました。

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  5. この曲を聴いて、私の結婚式で流したい曲リストに追加しました!!笑
    リストと言ってもsugerを入れて2曲ですが(笑)、
    もちろん、もう1曲はEd様のThinking out louddです!!!!!

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    1. コメントありがとうございます。ところで右側にあるWのラベルは結婚式に相応しいと思われる曲についております。みさと様のお役に立てれば幸いです。

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    2. ヨコ入り失礼します
      この曲私も結婚式で流したい曲リストにエントリーしていたところでした、ちなみに私もまだ二曲だけ。
      もう一曲はミダス王のtreasureです(笑)

      Wのラベリングしてあるんですね!良いことをおしていただきました。ありがとうございます また遊びにきますね♪

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    3. コメントありがとうございます。時々ラベル付けを失念してしまうため,ウェディング向きの曲すべてにWがついているわけではありませんが,少なくともWのついているものに限って言えば,結婚式や披露宴で使ってもさほど問題のない曲だと思われます。いずれにしろお役に立ててなによりです。

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  6. この曲のMVを観て、とてもご機嫌になり、vestigeさんの和訳でハッピーになりましたとても、バレンタインなき気分になりました〈笑)

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    1. コメントありがとうございます。テンテン様のお役に立ててなによりです。

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  7. あら、いつになくsweetじゃないの師匠!...って思いながら聴いてたら…。
    "that red velvet"ですって、いやん。 
    ちゃっかりエロ要素挟み込んでくる、やっぱいつもの師匠!ですな! ある意味安心しました!

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    1. コメントありがとうございます。それはやはり「師匠」ですから。いかなる場合においても「笑い」を取らないといけないと思ってしまう芸人とある意味同じなのかもしれません(意味不明)。

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  8. こんにちは、豆です。

    最近、正直「このMaroon5が好きな訳じゃない」という感じの曲が多かったのですが(Over Exposedは正直あまり響かなかったのでVは聞いていないのです)、Sugarで久しぶりにMaroon5を聞いて、やっぱりいいなと思っていたところでした。「シャ~グ~」という言い方も私には結構なツボです。

    でもポップで気持ちがいいけど、なんとなくKaty PerryのBirthdayを思い出してならないのです。同じホットケーキミックスで、ホットケーキとドーナツを作ったような。

    そして愛に飢えすぎて、MVを観て思わず涙を流したのは私です。

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    1. コメントありがとうございます。しばらくご無沙汰しておりますが,豆様はいかがお過ごしでしょうか。ところで,お話しのホットケーキミックスの件ですが,砂糖(Sugar)には酸味や苦味をおさえる抑制効果があると聞いております。とすればこのSugarの力で,Birthdayとの違いを特徴づけていた「酸味」や「苦み」が良くも悪くも抑制され,その違いが目立たなくなってしまったのではないでしょうか。

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  9. shiny shit = I don't care じゃないでしょうか? = I don't give a shit

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  10. California bae = California baby かなーと思ったのですがどうでしょう?
    カリフォルニアの女の子よりホットだぜ的な笑

    それにしても本当にいい曲とMVですね♡
    MVは映っている方と共に大興奮しましたw
    もう完全にこの曲のとりこです…さすが師匠!笑
    私的にはMaroon5の全曲の中でも、かなりかなりお気に入りの曲です!

    そして、今までコメントしたことありませんでしたが、いつもこのサイトにお世話になってます!
    単なる機械任せみたいな訳じゃない所が素敵です!
    これからもお世話になります~

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    1. コメントありがとうございます。現時点ではこれが正式な歌詞であるかどうかは不明であるため,確かに仰るセンもないとは申せませんが,baeは通常単数扱いのようなので,the Southern California baeであるとすると,定冠詞theがあるだけに,相手以外に別の女性(あの南カリフォルニアの子)がいることになります。ただ仮にそうだとすると,結婚式で歌うのはマズいのではないでしょうか?

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  11. はじめまして。このサイトの影響で洋楽にはまり、Maroon5にはまり英語を学びたくNewZealandに留学まで来てしまいましたw
    そこで今日ついにMaroon5のWorld tour in ChristChurchに行ってきました!!!
    AdamとJamesにょるDuoでのShe will be lovedや、五人でハモったPayphoneなどLiveならではのアレンジに大興奮しました。僕の大好きなSunday morningやThis love、アンコールからはMoves like Jaggar、そしてトリのSugarはもう最高でした。
    まだ興奮さめやらぬといったところです。その興奮のいきおいで僕が洋楽にはまるきっかけとなったこのサイトに思い切ってコメントしてみようと思いました。
    なんとお礼を言っていいのやら。本当にありがとうございます。これからも応援しているのでぜひまた素晴らしい曲を紹介してください。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。留学なさっている上に師匠のショウとは・・・。海外留学の経験も海外在住経験も,ましてや師匠のショウに行った経験もない私には羨まし過ぎるお話ですが,このサイトがれい様のお役に立てたとすればこの上もない喜びです。また機会があればお声をお聞かせください。お待ちしております。

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  12. ムンタリスタ2015年10月9日 5:35

    sugarの和訳を調べたくて初めてこのサイトにお邪魔したものです!
    いやぁ…良いですねぇ…MV見てるこっちも幸せになれて、元気がもらえる曲ですよね。気分が落ち込んだときとかにすかさず聴いて他人の幸せを疑似体験すると共に脳内糖分を補給する日々です。笑
    歌詞もようやく意味がわかると癒しが相乗効果になって良いですね!今まで洋楽は歌詞はどうでもよく、メロディーが綺麗なものやティンと来るものを聞いていただけですが、食わず嫌いはいけませんね。笑

    これを彼女と寝そべりながら聴いて思わずテンションが上がって彼女の頭にキスするとかしたいです(願望)


    砂糖を…『ごほうび』をください…(切実)

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    1. コメントありがとうございます。ともすれば「低糖質」であることが良しとされる世の中ですが,「人工甘味料」ではどうしても満たされないものを感じてしまいます。「砂糖」は色んな意味で必需品です。

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  13. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  14. はじめまして。いつも対訳を見て楽しませてもらってます!
    自分も将来vestigeさんのような英語力を身に着けたいのですが、
    どのような勉強をするのがいいのでしょうか??ぜひ教えてください!

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    1. コメントありがとうございます。他の方からのご質問にコメント欄でお答えしているものがあるのでそちらをご覧くださればと存じます。
      http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/08/some-nights-fun.html
      この回答がよしちれん様のお役に立てるよう願っております。

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  15. 和訳がすごい素敵です。

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  16. sugarというのを愛しい人への呼びかけ(honey的な)に使うと聞いたことがありました
    その観点から見ると、この和訳よりももう少し可愛い?!和訳になるんでしょうかね??
    それにしてもシュガーのように甘い恋…身悶えするような曲です笑

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    1. コメントありがとうございます。この曲がある種の「ノロケ」であることは間違いないので「身悶え」すると同時に「歯ぎしり」する人間も少なくないような気がいたします。

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  17. 初めまして。いつも楽しく拝見しております。最近、この曲に関して共有したい!と思ったことがあったので、コメントいたします。
    アメリカ南部(私が聞いたのはKentucky州出身の人です)では、"キスして"というのを、"Give me some sugar"と言うそうです。しかし師匠の出身地を見ると、Los Angeles、アメリカ西部ではないですか!
    なので、この曲のSugarがKissのことを指しているのかは未だに定かではありませんが、結構有力な説ではないか?と個人的に思っております 笑

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。shi2k様のようにsuger=kissだと断言できれるほどキレイな心の持ち主であればと願わずにはいられません。

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  18. お久しぶりです。さくら(さくらこだったかな)です。師匠が遠足に行ったきり帰ってこない上に、コウノトリにまで出会ったようで…もう待てないので、私も5月に入籍、今月の20日に挙式、披露宴をします。
     心身共に辛く、苦しい状態が長く続いた時期があったのですが、師匠を好きになり、偶然こちらを拝見するようになりました。皆さんのコメントや、vestigeさんとのやりとりで心が温かくなり、救われる思いだったこと、今でも胸にずっと残っています。本当にありがとうございました。
     お色直しの入場の際、この曲を使います(^^)招待客の中に通訳の仕事をしている方がいるのですが、大丈夫なのかと…ちょっと心配です。
    寒くなってきたので、お体に気をつけて 

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。なによりもまずご結婚おめでとうございます。このブログがさくら様のお役に少しでも立てたとわかり望外の喜びです。末永きお幸せを心よりお祈り申し上げます。

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