2022年8月16日火曜日

I Saw the Light トッド・ラングレン (Todd Rundgren)

「百聞は一見にしかず(Seeing is believing)」。基本的に我々人間の感覚のなかでもっとも優位なのが視覚です。ゆえに「光が見えること」が「希望が見つかる」ことのメタファー足りえます。
Seeing is believing.  Basically vision is the most dominant sense of us humans.  That makes seeing a light a metaphor for finding a hope.  
I Saw the Light  (Todd Rundgren)


[Verse 1]
It was late last night
I was feeling something wasn't right
There was not another soul in sight
Only you, only you

So we walked along
Though I knew that there was something wrong
And a feeling hit me, oh so strong
About you

[Chorus 1]
Then you gazed up at me
And the answer was plain to see
'Cause I saw the light
In your eyes (in your eyes)
In your eyes (in your eyes)

[Verse 2]
Though we had our fling (we had our fling)
I just never would suspect a thing (suspect a thing)
'Til that little bell began to ring (began to ring)
In my head, in my head

But I tried to run (I tried to run)
Though I knew it wouldn't help me none (would not help me none)
'Cause I couldn't ever love no one
Or so I said

[Chorus 2]
But my feelings for you
Were just something I never knew
'Til I saw the light
In your eyes (in your eyes)
In your eyes (in your eyes)

[Verse 3]
But I love you best
It's not something that I say in jest
'Cause you're different, girl, from all the rest
In my eyes

[Chorus 3]
And I ran out before
But I won't do it anymore
Can't you see the light in my eyes (in my eyes)

[Outro]
In my eyes (in my eyes)
In my eyes (in my eyes)
In my eyes (in my eyes)
In my eyes (in my eyes)

[Verse 1]
昨夜夜更けに感じたよ
何かがちょっとヘンだって
自分の周りに誰もいなくて
お前がいるだけだったから

それで一緒に歩いて行った
どっかヘンとは思ってたけど
そうするうちに強烈な気持ちにいきなり襲われて
お前を好きになったんだ

[Chorus 1]
そしたらお前が上向いてじっとこっちを見てたから
答えはすぐにわかったよ
だって光が見えたから
お前の顔を見つめていたら(目のなかに)
お前の顔を見つめていたら(目のなかに)

[Verse 2]
お互いによそ見したりもしてたけど(浮気っぽいこともしたけど)
疑ってなんかいなかったのに(疑ってなんかいなかったのに)
警報が鳴り出した(警報が鳴り出した)
この自分の頭の中で

逃げ出して諦めようとしてみたよ(逃げ出そうと頑張った)
そんなの無駄ってわかってたけど(そんなの無駄ってわかってたけど)
だって誰も好きになれない
そう言うだけ言ったんだ

[Chorus 2]
こんな気持ちになるなんて
今まで初めてだったけど
そこで光が見えたんだ
お前の顔を見つめていたら(目のなかに)
お前の顔を見つめていたら(目のなかに)

[Verse 3]
けど本当に好きなんだ
こんなのふざけて言えないよ*
だって他の子たちとはお前は全然違うから
自分にとってはそうなんだ

[Chorus 3]
だから前は逃げ出したけど
もうそんなことしない
わかるだろ?この目に光が宿ってるって(この目に光が宿ってるって)

[Outro]
お前の顔を見つめていたら(目のなかに)
お前の顔を見つめていたら(目のなかに)

(補足)
* in jest ・・・ ふざけて,面白半分で

(余談)

私見ですがこの歌詞の中で鍵となっているのは「そしたらお前が上向いてじっとこっちを見てたから」という下りではないでしょうか?これは相手の方が自分より背が低いために起こった(まあ椅子に座っていたり寝転んでいたりすれば別ですが)状況であり,ために子どもが大人を見上げるような健気さがどことなく感じられる気がします。

したがって仮にここが「そしたらお前が下向いてじっとこっちを見てたから」であった場合,主人公を見つめる相手の目に見えるのは間違いなく「こいつアホちゃうか?」という「軽蔑」や「なにしとんねん」という「怒り」や「嫌悪」なので,恋愛の線は完全に消えてしまうと思われます。

・・・主人公,完全に見下されてます。

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