今回は和訳するにあたり、この曲の主人公はJames Morrison本人に違いないと思ったので、敢えて若い男性を表す「僕」という人称代名詞を使いました。ただ英語の人称代名詞は性を意識しないので、仮に女性がこの歌を(英語で)歌っても大丈夫です。
According to Wikipedia, James Morrison has a long-term relationship with his girlfriend Gill and is father of her daughter. The second person in the lyrics could be Gill or their child. I fell in love with it when I first heard the song. I think it makes an awesome wedding song.
In translating in Japanese, I dare to use a gender specific first pronoun (a young male), thinking the first person must be the reflection of the singer himself. On the other hand, English personal pronouns are gender-free. You could sing the song without feeling awkward even if you are a woman.
You Make It Real (James Morrison)
There's so much going on it gets hard to breathe
When all my faith has gone, you bring it back to me,
You make it real for me
When I'm not sure of my priorities,
When I've lost sight of where I'm meant to be
And like holy water washing over me,
You make it real for me
And I am running to you baby,
You are the only one who saves me
That's why I've been missing you lately,
'Cause you make it real for me
When my head is strong, but my heart is weak,
I'm full of arrogance and uncertainty
When I can't find the words, you teach my heart to speak,
You make it real for me
And I am running to you baby,
You are the only one who saves me
That's why I've been missing you lately,
'Cause you make it real for me
Everybody's talking in words I don't understand,
You've got to be the only one who knows just who I am
And you're shining in the distance,
I hope I can make it through
'Cause the only place that I want to be is right back home with you
I guess there's so much more I have to learn,
But if you're here with me, I know which way to turn
You always give me somewhere, somewhere I can run,
You make it real for me
And I am running to you baby,
'Cause you are the only one who saves me
That's why I've been missing you lately,
'Cause you make it real for me
You make it real for me
思いもしないことが身の回りで起きて
忙しすぎて息もつけない時は
もう何も信じられなくなるけど、それでも君がいれば
もう一度信じる気持ちになってくる
大丈夫だと思えるんだ
本当に大切なものがわからなくなったり
目標を見失ったりした時も
この身を洗い清めてくれる聖なる水のように
君がそれを教えてくれる
今すぐそこへ走って行きたいよ
君だけが頼りなんだ
だから会いたくてたまらない
生きてるって実感できるから
わがままなくせに,勇気がない
そんな時は不安でイヤなヤツになって
気持ちをなかなか伝えられないけど、君がいれば
自然に気持ちを言葉にできる
今すぐそこへ走って行きたいよ
君だけが頼りなんだ
だから会いたくてたまらない
生きてるって実感できるから
人は色々言ってくるけど、どれも僕にはピンとこない
本当の僕、ありのままの僕を知っているのは君だけだ
今も遠くにいて輝いてる
だからどうにか乗り越えたい
他に行きたいところなんてない
今すぐ君の待つ家に帰りたいんだ
一人じゃまだ頼りないけど
一緒にいればもう迷わない
安心できる場所がある
そんな風に思えるよ
今すぐそこへ走って行きたいよ
君だけが頼りなんだ
だから会いたくてたまらない
生きてるって実感できるから
信頼を歌っているラブソングですね。2人の強い結びつきを感じてじーんとします。いいなあ、と思って何度も聴きました。 この訳文はぴたっと決まっていていいですね。シンプルに意味が伝わってくる良い訳文のような気がします。”you make it real for me”という原文の表現、ちょっと聞いてわかったような気になってしまいますが、よく考えてみると、実は何のことだかさっぱりわかっていませんでした。itがわかりづらいからかな。でも、それぞれの連で、ここではそういうことか、ここではそう取れるか、と訳文を確認していくとなるほど納得でした。 ところで、意外にも(?)James MorrisonはレンタルCDにありました。Undiscoveredというアルバム。この曲は残念ながら入っていませんでしたが、前に読んだThis Boyなんかが入っていました。通勤中、車を運転しながら今こればかり聴いています。
返信削除コメントありがとうございます。Undiscoveredは2006年に出た彼のデビュー・アルバムです。当時大変ヒットしたらしいので(私は知らなかったのですが)レンタルにあっても不思議はないと思います。
削除彼の歌詞は一見とてもシンプルなのですが,非常に和訳しにくいのが特徴で,それゆえ最初の頃は,その箇所が一体何を指しているのか判然とせず,ために訳文を作り始めて出来上がったのが数か月後というものがほとんどでした。
特にThe Letterという曲。歌詞に「Deep down I know that's the way it has to be so」という箇所があるのですが,それが一体何を指すのか,自分ではさっぱりわからず,海外の歌詞サイトの助けをかりてようやく訳し終えた記憶がございます。
ちょこちょこ訪れて読ませてもらってます。あなたの和訳はほんとうに素敵です:))
返信削除何倍も良いものに聴こえます。
"If you don't wanna love me "も素敵な訳でじ〜んときました。
どうもありがとうございます。
コメント並びに過分なお褒めのお言葉ありがとうございます。歌詞ではYou Make It Real For Meが繰り返されているのですが,日本語にすると各連でそれに当たる表現が見事に違う面白い曲でした。個人的に好きなアーティストなので,彼の曲は他にもかなり和訳しております。お時間があればそちらも是非ご覧ください。
削除わおヾ(*´∀`*)ノお返事いただけて感激しております。
返信削除はい!読みます読みます。もういろいろ読まさせていただいております。
感謝。。。