BBC Radio 1のインタヴューで,この曲を含む新しいコンセプト・アルバムGhost Storiesの歌詞についてリード・シンガーのChris Martinは「自分にとってこのアルバムのテーマは,過去に起こったこと(=亡霊)とどうやって折り合いを付け,これからの自分の人生にどう活かしていくかについて歌ったもの」であり,その理由は「その(亡霊)に引きずられて自分や周りの人間の人生がダメになりそうな気がした時期があったから」だと説明しています。
The protagonist in the lyrics asks the second person to meet him again "in the rain." The word, 'rain' is usually used as a metaphor for tough times and hardship in one's life. He seems to be going through a hard time.
As for the lyrical content of their new album, including this song, Ghost Stories, the lead singer Chris Martin explained, "The idea of Ghost Stories, for me, was 'how do you let the things that happen to you in the past – your ghosts – how do you let them affect your present and your future?' Because there was a time when I was feeling like they were going to drag me down and ruin my life, and the lives of those around me."
Oceans (Coldplay)
The call never came
Ready to fall, love
Ready to claim
I'm ready for it all, love
I'm ready for a pain
Meet under sun
Meet me again
In the rain
In the rain
In the rain
The rain
Behind the walls, love
I'm trying to change
And I'm ready for it all, love
I'm ready for a change
Meet under blue sky
Meet me again
In the rain
The rain, the rain
In the rain
The rain
Got to find yourself alone in this world
You've got to find yourself alone
電話を待ってるよ
きっとかかってこないけど
傷つく覚悟も出来てるし
話をしなきゃいけない時も
ちゃんとはっきり
そう言うつもり
どんなことが起こっても
もう覚悟はできてるよ
苦しむのも怖くない
青空が広がるような
晴れた日に会いたいけど
雨が降っていて
気分の滅入るそんな時でも
その雨の中で
やっぱりまた会いたいよ
壁の向こうで
今も変わろうと頑張ってる
覚悟はできてるよ
たとえ何が起こっても
ついていけるから大丈夫
青空が広がるような
晴れた日に会いたいけど
雨が降っていて
気分の滅入るそんな時でも
その雨の中で
やっぱりまた会いたいよ
この世の中でひとりぼっち
そのことに気付かなきゃ
自分しかいないって
気付かなきゃダメなんだ
(余談)
3月にChris Martinが別居を発表したと知った時には大変驚きましたし,彼の心中を思い気の毒に思ったものですが,考えてみれば人と人とのつながり方はひとつと決まっているわけではありません。同じ相手と2回再婚した(つまり3回同じ相手と結婚した)という人も知っていますし,また離婚した元嫁に家を提供しただけではなく,以来ずっと生活費を渡しているという別の知り合いもいます。仮にそうだとすれば,この曲の主人公が雨の中で相手にまた会える可能性もすっかり失われたわけではないような気がします。
Ghost Storiesのアルバムのテーマについて、ここで知ったら、買わずにいられなくて手に入れてしまいました。雨にそんなメタファーがあるんですね。勉強になります。
返信削除私のパソコンのお気に入りに登録したサイトに、グウィネス パルトロウのgoopとColdplayがあり、たまたま隣に並んでいるのですが、勝手に復活するかもしれないと見るたびに思ってしまいます。
kinako_d
コメントありがとうございます。英語歌詞に関しては,著作権者であるアーティスト並びに管理者の方々のご厚意(=お目こぼし)で成立しているサイトなので,kinako_d様のように仰ってくださる方がおいでになると,著作権者の皆様に(少しばかりですが)恩返しできることになります。ありがとうございました。
削除