2014年8月7日木曜日

Lovesong ザ・キュア (The Cure)

この曲は知らなかったのですが,聞くところによると,Free Falling (Tom Petty) や Personal Jesus (Depeche Mode) などと共に1989年を代表する10曲のひとつだとか。最初の連を聴いた時に,別れの後で主人公が相手に対して戻ってくるよう頼んでいるのだと思ったのですが,それは曲が悲しく暗い感じだったからでしょう。とはいうものの,実際にはRobert Smithが妻のMary Pooleに宛てて,結婚のお祝いとして書いた曲のようです。
I didn't know this song but someone said it's one of top 10 songs in 1989 including Free Falling (Tom Petty) and Personal Jesus (Depeche Mode).  Listening to the first verse, I thought the protagonist was pleading the second person to come back after their breakup.  It sounded rather sad and depressing.  However, it's actually written by Robert Smith as a wedding gift for his wife Mary Poole.
Lovesong  (The Cure)
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am home again.
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am whole again.

Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am young again.
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am fun again.

However far away,
I will always love you.
However long I stay,
I will always love you.
Whatever words I say,
I will always love you;
I will always love you.

Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am free again.
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am clean again.

However far away,
I will always love you.
However long I stay,
I will always love you.
Whatever words I say,
I will always love you;
I will always love you.

2人っきりでいるだけで
自分の居場所はここだって
またそう思えるよ
誰にも邪魔されず
お前と一緒にいるだけで
また自信が湧いてきて
元気になれる気がするよ

2人っきりでいるだけで
自分の居場所はここだって
またそう思えるよ
誰にも邪魔されず
お前と一緒にいるだけで
また自信が湧いてきて
元気になれる気がするよ

どんなに遠くに離れていても
お前のことは忘れない
どんなに長く離れていても
いつもお前を想ってる
口では何って言ったって
お前をこれから大事にするし
それはずっと変わらない

2人っきりでいるだけで
色んなことから解放されて
また自由になれる気がするよ
誰にも邪魔されず
お前と一緒にいるだけで
今までのことは忘れて
もう一度
キレイになれる気がするよ

どんなに遠くに離れていても
お前のことは忘れない
どんなに長く離れていても
いつもお前を想ってる
口では何って言ったって
お前をこれから大事にするし
それはずっと変わらない

(余談)

大変シンプルかつ直球勝負の歌詞なのですが,これまでに1000曲以上の歌詞を和訳してきたせいで,歌詞がシンプルであればあるほど,逆に裏読みをしそうになります。しかもあのよく言えばエッジイな,有体に言ってしまえば訳の分からないミュージック・ヴィデオです。あれを見てしまっては「この曲の歌詞がこんなにシンプルなわけがない」とまるでどこかのライトノベルのタイトルのようなフレーズが頭に浮かんだとしても無理からぬところでしょう。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    adeleが初めて見に行ったライブがThe Cureで,思い入れがあるみたいなことを話してました。彼女は"21"でこの曲をカヴァーした訳ですが,当然同じ歌詞なのに彼女が歌うと違った含意を感じますね(笑)。adeleの場合は,絶対相手に想いが届いてなさそうな気がします。次のトラックが"Someone Like You"だからでしょうか。

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    1. コメントありがとうございます。仮に優れたカヴァーの条件が「曲の再定義」であるならば,聴き手にオリジナルとは全く違った含意を感じさせると言う意味で,彼女のそれは大変秀逸なカヴァーと言えるでしょう。

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