2016年3月8日火曜日

Half A Person ザ・スミス (The Smiths)

日本はかなり均質的な社会ですが,そのような社会においても,我々はみな社会階層やデモグラフィーの透明な層で隔てられていると感じることがあります。我々が日常生活で出会う人々は大抵自分と同じ世界の人間でそうでない場合は稀ですが,時としてそれが問題になることがあります。例えば「アップグレード」して上の層やデモグラフィーに入ってしまうと,それまで上手くやれていた周囲の人と合わなくなっていることに気付いたりします。
Sometimes I feel that even in a pretty homogenous society like Japan, we're all separated by transparent layers of social class or demography.  People we interact with in our daily lives are usually those who belong to the same demography as we do.  Otherwise would be rare.  That sometimes causes a trouble.  When you move up to a different layer or demography of the society, by 'upgrading' yourself,  you'd often find yourself uncomfortable with those people around you who you used to get along with.
Half A Person  (The Smiths)
Call me morbid, call me pale
I've spent six years on your trail
Six long years
On your trail

Call me morbid, call me pale
I've spent six years on your trail
Six full years of my life on your trail

And if you have five seconds to spare
Then I'll tell you the story of my life
Sixteen, clumsy and shy
I went to London and I
I booked myself in at the Y.W.C.A
I said "I like it here, can I stay?
I like it here, can I stay?
Do you have a vacancy
For a Back-scrubber?"

She was left behind, and sour
And she wrote to me, equally dour
She said "In the days when you were
Hopelessly poor
I just liked you more"

And if you have five seconds to spare
Then I'll tell you the story of my life
Sixteen, clumsy and shy
I went to London and I
I booked myself in at the Y.W.C.A
I said "I like it here, can I stay?
I like it here, can I stay?
And do you have a vacancy
For a Back-scrubber?"

Call me morbid, call me pale
I've spent too long on your trail
Far too long
Chasing your tail
Oh

And if you have five seconds to spare
Then I'll tell you the story of my life
Sixteen, clumsy and shy
That's the story of my life
Sixteen, clumsy and shy
The story of my life
That's the story of my life
That's the story of my life
That's the story of my life
The story of my life
That's the story of my life
That's the story of my life
That's the story of my life
That's the story of my life
That's the story of my life
That's the story

まるで病気をしてるみたいに
青白い顔してるって
そんな風に言えばいい
だってお前を追いかけて
6年間も経ったんだ
その長い6年を
お前のことを追っかけて
ずっと過ごしてきたんだよ


まるで病気をしてるみたいに
青白い顔してるって
そんな風に言えばいい
だってお前を追いかけて
6年間も経ったんだ
この人生の6年を
丸々お前を追っかけて
ずっと過ごしてきたんだよ

ほんの5秒の間だけ
俺の話を聞いてくれたら
今までの人生を
お前に話してやるからさ
16歳の若造で
不格好でシャイなヤツ
そいつがこの俺だった
ロンドンに出て行って
YWCAに予約を入れた
それでこう言ったんだ
「ここがすごく気に入ったから
このままいさせてくださいよ
いいとこだと思ってるから
このままいさせてくださいよ
何か仕事はないですか?
どんなのだって構わないから

取り残されてひねくれて
同じように不機嫌な
手紙をあいつは書いてきた
こんな風に言ってたよ
「あの頃は
どうしようもないくらい
アンタは貧乏だったけど
その頃の方が好きだった」って

ほんの5秒の間だけ
俺の話を聞いてくれたら
今までの人生を
お前に話してやるからさ
16歳の若造で
不格好でシャイなヤツ
そいつがこの俺だった
ロンドンに出て行って
YWCAに予約を入れた
それでこう言ったんだ
「ここがすごく気に入ったから
このままいさせてくださいよ
いいとこだと思ってるから
このままいさせてくださいよ
何か仕事はないですか?
どんなのだって構わないから

まるで病気をしてるみたいに
青白い顔してるって
そんな風に言えばいい
お前のことを追いかけて
時間を使い過ぎたよな
いくらなんでも長すぎるだろ?
お前のことを追っかけて
ずっと過ごしてきたなんて

ほんの5秒の間だけ
俺の話を聞いてくれたら
今までの人生を
お前に話してやるからさ
16歳の若造で
不格好でシャイだった
それが俺の人生だ
16歳の若造で
不格好でシャイだった
それが俺の人生だ
この俺の人生なんて
それだけのもんだった

(余談)

「自分の常識と世間の常識は同じではない」と言う言葉を聞いたことがありますが,リードで述べたように,日常生活で出会うほとんどの人間が自分と同じ世界の人間であるとすると,自分の常識が世間の常識だと考えてしまうのも無理からぬことでしょう。

ただ世界の政治的・宗教的対立を見ていると「自分の常識=世間の常識」と考えてしまうことこそが世の中の紛争の根本原因のかなりの部分を占めているようにも思われます。

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