2012年9月24日月曜日

Give A Little More マルーン 5 (Maroon 5)

先人曰く「習うより慣れろ」。まさしく至言です。今回の歌詞には,tasteやhardといった(邪な心の持ち主には)「怪しい」(と思えて仕方のない)意味のある単語もいくつかあるのですが,それにもかかわらず,驚いたことに,和訳に全く苦労しませんでした。これはAdam Levineから何かを得たということなんでしょうか?それとも遂に「戻れないところまで来てしまった」ということなんでしょうか?
さて,Maroon 5は来月来日して,10月5日に武道館でショウをすることになっています。この曲がその際のセットリスト(演奏曲目)に入っているかどうかはわかりませんが,YouTubeの彼らの公式アカウントでその旨の通知があったので,その可能性は高そうです。この曲が収録されているのは,2010年にリリースされた彼らのサード・アルバム「Hands All Over」です。
They say Practice makes perfect.  True, indeed.  This time I was amazed to fined myself translating the lyrics into Japanese without any difficulty as it contains some double-meaning words like "taste" or "hard."  Does this mean that I've learned a lot from Adam Levine or crossed the Rubicon or something?
Maroon 5 is scheduled to come to Japan and play at Budokan on Oct. 5, 2012.  I'm not sure if this song is on their set list but it's likely because their official YouTube account announces so.  It's a track off from their third album, Hands All Over released in 2010.
Give A Little More  (Maroon 5)
Now you've been bad, and it goes on and on and on
'til you come home babe, 'til you come home
You taste best, the poison I've learned to love is gone.
I'm all alone baby, I'm all alone

I'm waiting for something, always waiting
Feeling nothing, wondering if it'll ever change
And then I give a little more, oh babe ohhh
Give a little more, oh babe ohhh

I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
'til I get a little more from you baby ohhh
Get a little more from you baby

You were wrong for turning me on and on and on
And on and on
You make it so hard

I'm waiting for something, always waiting
Feeling nothing, wondering if it'll ever change
And then I give a little more, oh babe ohhh
Give a little more, oh babe ohhh

I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
'til I get a little more from you baby ohhh
Get a little more from you baby

I have no defense
I know you're gonna get me in the end
(gonna get me in the end)
And I cannot pretend
I never want to feel this way again ohhh

I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
'til I get a little more from you baby ohhh
Get a little more from you baby

I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
I'm not falling in love with ya, I'm not falling in love
'til I get a little more from you baby ohhh
Get a little more from you baby

昔からヒドいヤツだったけど,今も相変わらずだな
だけど戻ってくるんなら,それも許してやってもいい
今まで付き合った相手のなかでも,とにかくお前が最高だった
危険な女なんて,昔は興味なかったのに,お前に会って変わったんだ
なのに出て行くなんてひどいじゃないか
お蔭で今はひとりぼっちだ

どうにかならないかって,今もこうして待ち続けてる
いつだってずっとそうだった
心がしびれたようになって,本当に何も感じない
ずっとこのままじゃなんて思いながら
前より少し妥協して
結局,こっちが折れるんだ

もうご機嫌を取ったりしない このまま忘れてやるからな
ほだされたり,甘い顔なんか見せたりするか
それがイヤだっていうんなら,少しはお前も譲ってみろよ ほんの少しでいいんだから
そうするんなら許してやる

ことあるごとにその気にさせて
やり口が汚いんだよ ズルイだろ?
どうしようもなくなったじゃないか

どうにかならないかって,今もこうして待ち続けてる
いつだってずっとそうだった
心がしびれたようになって,本当に何も感じない
ずっとこのままじゃなんて思いながら
前より少し妥協して
結局,こっちが折れるんだ

もうご機嫌を取ったりしない このまま忘れてやるからな
ほだされたり,甘い顔なんか見せたりするか
それがイヤだっていうんなら,少しはお前も譲ってみろよ ほんの少しでいいんだから
そうするんなら許してやる

だけどわかってるんだ どうにもならないってことだけは
結局最後は根負けして
お前の言いなりになるんだからな
だけどはっきり言っとくぞ
また次もなんて思うなよ もうこんな思いはゴメンだぜ

もうご機嫌を取ったりしない このまま忘れてやるからな
ほだされたり,甘い顔なんか見せたりするか
それがイヤだっていうんなら,少しはお前も譲ってみろよ ほんの少しでいいんだから
そうするんなら許してやる

もうご機嫌を取ったりしない このまま忘れてやるからな
ほだされたり,甘い顔なんか見せたりするか
それがイヤだっていうんなら,少しはお前も譲ってみろよ ほんの少しでいいんだから
そうするんなら許してやる

(余談)

往生際が悪い。ええこの主人公のことです。傍から見ていると「四の五の言わずにさっさと別れろよ!」と檄の一つも飛ばしたくなるのですが,ただその「往生際の悪さ」に本人も気づいている模様です。こうして威勢よくタンカを切ってますが,腰砕けになるでしょうね,彼。色んな意味で。

この曲,歌詞もそれなりですが,ミュージック・ヴィデオがThis Loveに匹敵するエロさで,「ことチュン*」の私としては,正視に耐えません(といいつつ指の間から見ているのはヒミツ)。よい子の皆さんは見ちゃダメですよ。

*ことチュン(小鳥がチュンチュンの略):
エロは決して嫌いではないが自分で表現するのが苦手。見つめ合う2人のアップの次はもう朝の窓辺に小鳥がチュンチュンの「ことチュン」状態だ。ために選曲に苦労する。現在最大の敵がUsher。好きな曲なのに題名がClimax, Scream, Diveで内容も(以下同文)。己の邪心が憎い。

12 件のコメント:

  1. この往生際の悪さ、どここの曲で見たような・・・
    vestigeさんもすっかりアダムの曲に慣れてしまったようで・・・
    それにしても日本に来るんですね!楽しみです!行けませんけど、来るってだけで嬉しいものです

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    1. コメントありがとうございます。仰る通りすっかり慣れてしまったようです。これを果たして「薫陶」と取るべきなのか,はたまた「毒された」と取らねばならぬのかは微妙なところでございますが,和訳が楽になったことだけは確かでしょう。
      ただ実践の場で身についたかというと,これはまた別の問題でございまして,まだまだ疑問の残るところです。
      さて,10月の来日ですが,個人的には是非ともあの「ボウリングの曲」をセットリストに加え,Adam Levineにはボウリングシャツを着用の上,ステージで歌ってもらいたいところです。

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  2. 我が家ではyoutubeは親がいない時は見てはいけないことになっていますが、マルーン5もアッシャーも好きなうちの子がOffical videoなら見てもいいでしょう?と言っていました。大間違いですね。

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    1. コメントありがとうございます。このお2人のヴィデオ、オフィシャルこそより一層まずいかと存じます。ここはひとつ「リリック・ヴィデオなら見てもいい」ということになさってはいかがでしょうか。文字だけで邪な心を満たせるようになるには、かなりの修練が必要でございますし、すでにその域に達しておいでであれば、それはすなわち「達人」ということでございますから、今更YTを禁止してもあまり意味をなさないような気がいたします。

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    2. 子供たちまだ4歳と9歳なので、まだあまり「邪な心」がないと願いたいところですが。4歳児が「Ooh baby baby」と歌っています。

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    3. コメントありがとうございます。それにしても.齢9歳と4歳にして,UsherとMaroon 5とは。「栴檀は双葉より芳し」と申しますが,素晴らし過ぎます。是非そのポテンシャルを「音楽」の方に向けていただきたいところです。

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  3. この曲、好きなんです。ノリが。Maroon5はドライブにぴったりで、このアルバムも何か月カーステに入っていたことか。Adam Levineのエロさはまさに「Moves Like Jagger」でおっしゃっていた、ドライブ=セックスだなあ、と思います(ちなみにこの図式、わたしはBeatlesの「Drive My Car」を思い出します)。でも、アクセルを踏みすぎるので要注意!あの「ボウリングの曲」なんて、疾走感がありすぎて(笑)
    それにしても、もうAdam Levineに関しては免許皆伝ですね!
    Maroon5の来日公演は盛り上がるだろうな。想い人を待つ身としてはうらやましいです。

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    1. コメントありがとうございます。ai_i様の「想い人」とはあの方でしょうか。だとすると,年に何度も会えるわけではないと思いますが,お気持ちは痛いほどわかります。私の「想い人」の彼女は一体いつ来てくれるのか・・・。先日など,彼女に振り回されて(というか私が勝手に盛り上がってしまって)疲労困憊いたしました。お互い想いがかなうよう,日々祈り合うことといたしましょう。

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  4. 「ことチュン」でよかったです。この立ち位置がもう少し向こうの方にふれたら、ちょっとなんだか困ったなあ、という気がすることと思います。
    しかし、人間、生きていると様々なpracticeに取組み、それをperfectにしていくことになるものですね・・・。
    Maroon 5。Adam Levineがいけない。カッコよくて、でカッコいいのが自分でよくわかっていて、自分のビデオにもしっかりいつも主演して、そしてカッコいい、という。イヤな人。でも、気付いたら、ipodの中にMaroon5の曲は増殖していきます。歌声もカッコよくて、つい曲を聞いてしまうんですよね。

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    1. コメントありがとうございます。oak様も他の方同様,Adam Levineに心惹かれておいでなのですね。流石は「我が師」と仰ぐ人物だけのことはあります。不肖の弟子は,師の影を踏むことはおろか,その後姿を遥か後方より拝むのみですが,いつかはその境地に辿り着きたいと願う日々でございます。(ただし辿り着けるかどうかは大いに疑問です)。

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  5. 連続コメントで失礼いたします。
    10/2のライブに行って参りましたが、残念ながらこの曲はやりませんでした!
    私はMiseryより好きなんですけど、やっぱり3rdアルバムの代表曲といえば、
    Miseryになってしますんですかね。
    Hands All Overのツアーの時はバッチリ歌いました。
    あと、ボウリングの曲、今回のライブで歌いましたが、めっちゃ盛り上がりましたよ!
    Oh,Oh,Oh~のとこなんて、みんなジャンプしまくってて、
    そのうち永ちゃんファンみたくタオル回しだすんじゃないかという勢いでした。
    しかし、ボウリングの曲だともっと早くに知っていれば、違う楽しみ方もできたのにと大変残念でなりません…。

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    1. コメントありがとうございます。お話を伺うとかなりのdie-hardなMaroon 5ファンでいらっしゃるとお見受けいたします。Wipe Your Eyesのところでも申し上げましたが,音楽以外の分野における彼(Adam Levine)の実力を痛いほど感じる昨今でございます。
      ボウリングの曲は,リード文+歌詞+余談+コメントのいわば合わせ技で成立しております。どれかひとつが欠けても成立しなくなるというまさに奇跡のコラボです。シングルカットされてボウリングのミュージック・ヴィデオが製作されるよう願わずにはいられません。

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