ただ,中にはこれが恋愛関係ではなく,父と娘との親子関係を歌ったものであるとする説もあります。この説に従えば,歌詞のなかで主人公が語りかける相手は彼の娘であり,第三者は彼の妻あるいは恋人,すなわち娘の母親ということになりますが,これもなかなか興味深い。この説に従えば,歌詞の枠組みが変わるだけでなく,それに対応して訳文も変わります。
I don't know every Maroon 5's song, of course but I do know most of them are about a relationship or more precisely, a breakup. So I assume this is one of them and translate it into Japanese as such. The music video below also seems to demonstrate the assumption.
Some say, however, it's sure about a relationship but not about a breakup but about a father/daughter one. In their opinion, the second person in the lyrics represents the protagonist's daughter and the third person does his wife/girlfriend or her mother. Very interesting. It changes the perspective of the song completely and therefore the translation as well.
Good Night Good Night (Maroon 5)
I've lick my wounds but I can't ever see them getting better
Something's gotta change
Things cannot stay the same
Her hair was pressed against her face, her eyes were red with anger
Enraged by things unsaid and empty beds and bad behavior
Something's gotta change
It must be rearranged, oh
I'm sorry, I did not mean to hurt my little girl
It's beyond me, I cannot carry the weight of the heavy world
So goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, hope that things work out all right, yeah
Whoa
The room was silent as we all tried so hard to remember
The way it feels to be alive
The day that he first met her
Something's gotta change
Things cannot stay the same
You make me think of someone wonderful, but I can't place her
I wake up every morning wishing one more time to face her
Something’s gotta change
It must be rearranged, oh
I'm sorry, I did not mean to hurt my little girl
It's beyond me, I cannot carry the weight of a heavy world
So goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, hope that things work out all right
So much to love
So much to learn
But I won't be there to teach you, oh
I know I can be close
But I try my best to reach you
I'm so sorry, I did not mean to hurt my little girl
It's beyond me, I cannot carry the weight of a heavy world
So goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, goodnight, goodnight, goodnight
Goodnight, hope that things work out all right, yeah
Whoa, oh…
Yeah
この糸に前は一緒につかまってたのに
今はそうしてるのは自分だけ
お前はもうどこにもいない
こうやって傷を舐めて治してるけど
そんなんじゃ大して良くなるとも思えない
何かを変えなきゃダメなんだな
世の中はいつも変わってくものなんだから
顔に張り付いたあいつの髪
怒りで目も真っ赤だった
優しい言葉をかけるでなし
しかも家を空けてばかり
態度も悪いこんな俺に
あいつが愛想を尽かしたんだ
あいつが愛想を尽かしたんだ
何かを手を打たなきゃマズい
一からもいちどやり直さなきゃ
ごめんな,だけどわざとじゃない
ごめんな,だけどわざとじゃない
お前を傷つけるつもりなんて
これっぽっちもなかったけど
これっぽっちもなかったけど
どうしようもないんだよ 仕方ないだろ?
世の中の責任ってやつに耐えられる
ご立派なヤツじゃないんだから
だからおやすみ とにかく寝よう
だからおやすみ とにかく寝よう
ひょっとしたら寝てるうちに,何かいい方法が見つかるかも
そうなることを願いながら
そうなることを願いながら
部屋の中は静かだった
物も言わずに,必死に思い出そうとしてたよな
どうすればまた生きてる実感が湧くんだろう
あいつに出会ったあの頃の
気持ちにもう一度なれるのかって
あいつに出会ったあの頃の
気持ちにもう一度なれるのかって
何かを変えなきゃダメなんだな
世の中はいつも変わってくものなんだから
お前の顔を見るたびに,
別の誰かを思い出すけど
そいつが誰かが思い出せない
毎朝目が覚めるたび,あいつのことを思い出して
もう一度会いたいって思うけど
お前の顔を見るたびに,
別の誰かを思い出すけど
そいつが誰かが思い出せない
毎朝目が覚めるたび,あいつのことを思い出して
もう一度会いたいって思うけど
そのためには,何かを変えなきゃダメなんだ
もう一度ちゃんとやり直さなきゃ
いいとこだってまだまだあるけど
ごめんな,だけどわざとじゃない
お前を傷つけるつもりなんて
これっぽっちもなかったけど
これっぽっちもなかったけど
どうしようもないんだよ 仕方ないだろ?
世の中の責任ってやつに耐えられる
ご立派なヤツじゃないんだから
だからおやすみ とにかく寝よう
だからおやすみ とにかく寝よう
ひょっとしたら寝てるうちに,何かいい方法が見つかるかも
そうなることを願いながら
そうなることを願いながら
直さなきゃならないとこもある
だけどもう教えてはやれないんだな
何も言わずに黙ってる,そんな時も確かにある
何も言わずに黙ってる,そんな時も確かにある
だけどそれでも精一杯寄り添おうとしてるんだ
ごめんな,だけどわざとじゃない
お前を傷つけるつもりなんて
これっぽっちもなかったけど
これっぽっちもなかったけど
どうしようもないんだよ 仕方ないだろ?
世の中の責任ってやつに耐えられる
ご立派なヤツじゃないんだから
だからおやすみ とにかく寝よう
だからおやすみ とにかく寝よう
ひょっとしたら寝てるうちに,何かいい方法が見つかるかも
そうなることを願いながら
そうなることを願いながら
リード文で述べた「父娘説」。師匠の芸風からすると,多少違和感は感じますが,一応考えてみたいと思います。
この場合,歌詞に登場する相手(you)は娘のことで,三人称で登場する(she/her)のが(おそらく)妻(もしくは別れた元妻)。「家を空ける(empty beds)というのは,ツアーで家を空けることであって,別に浮気をしているわけではないという解釈です。
確かに,仮に主人公の相手が娘だとすると,サビに登場する「my little girl」という言葉が一層しっくり来る上,以下の部分も理解しやすい:
The room was silent as we all tried so hard to remember
The way it feels to be alive
なぜなら,「we both」ではなく「we all」と表現しているためです。当事者が2人だけならおそらく「we both」と表現すると思いますが,「we all」と聞くと3人以上の人間が絡んでいることが感じられます。
確かに父娘説には説得力があります。
(余談)
とはいうものの,師匠の真骨頂は破局ソングだと個人的に思っているので,やはりここは恋愛関係仕様にしてしまいました。そもそも父娘仕様ではツッコミにくい。
この場合,歌詞に登場する相手と第三者(あいつ)は同一人物です。このパターンはThis Loveでもお目にかかりますが,要するに,you(お前)と呼びかけている時は相手に話しかけている時,she(あいつ)と呼んでいる時は,我々に説明している時であると思われます。
「お前の顔を見るたびに,別の誰かを思い出すけど,そいつが誰かが思い出せない」という箇所に登場する「別の誰か」は,記憶の中にある幸せだったころの相手の姿でしょう。GotyeのSomebody That I Used To Know状態とでも申しましょうか。
恋愛の達人曰く「恋愛の核心はギャップ」らしい。自分の抱くイメージと実像との乖離が+に大きいほど好きになりやすいのだとか。逆を言えば,乖離が-に大きくなるとこういう状態になるのかもしれません。
仮にそうであるなら,ルックスに多少難がある方が初期値が低い分,+乖離を作りやすいことになります。無論,あまりに初期値が低すぎると,少々の+では補い切れないのも事実ですが・・・。
お、Maroon5
返信削除今日CDより前のMD?でしたっけ、を見つけて感傷に浸ってました
まあ聞けるプレーヤーがないんですけども・・・
にしても父娘、ですかw
やっぱり破局ソングのイメージが頭から離れませんw
コメントありがとうございます。私もSutan様同様,師匠と言えばもれなく破局ですが,ミュージック・ヴィデオもその線に沿って作っているところを見ると,本人もその辺りは重々承知しているかと存じます。したがってここはやはり本人の意図するところにしたがい,十八番の破局ソングと考えるのが正しいように思われます。
削除ご無沙汰しております。
返信削除最近健康のためにジョギングを始めて、ジョギングしながら聞く私のお気に入りの中に、この曲を入れています。
父娘の曲ってAdamにしてはめずらしいですね。
父娘がしっくりくるかもしれませんが、そこはやっぱりAdam、失恋ソングも可能性ありなんですね?
先ほど、これはジョギングにいいなぁって思って、Willy MoonのYeah YeahをDLしました。
ジョギングにはGood Night Good Nightよりもこっちがいいかも。
おお!ちかママ様,お元気でいらっしゃいましたか!しばらくお声を聞かないのでいかがお過ごしかと案じておりました。コメントありがとうございます。
削除この曲父娘の曲という方が確かにいらっしゃるのですが,師匠には芸風を貫き「破局ソング」の線でいってもらいたいと思っております。
ところでジョギングの件ですが,私もほぼ毎日走っているので,他にもジョギングに最適な曲をご存じでしたら是非またお知らせください。お待ちしております。まだまだ寒さ厳しい折,ちかママ様もどうかご自愛ください。