2022年1月28日金曜日

I Get A Kick Out Of You トニー・ベネット・アンド・レディ・ガガ (Tonny Bennett & Lady Gaga)

この曲は最初1934年のブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ(Anything Goes)」のためにCole Porterが書いたものです。原曲を歌っていたのはEtherl Mermanでこれはカヴァーです。
This song was written by Cole Porter originally for the 1934 Broadway musical "Anything Goes."  The original was sung by Ethel Merman and this is a cover.
I Get A Kick Out Of You  (Tonny Bennett & Lady Gaga)


[Intro: Lady Gaga, Tony Bennett]
My story is much too sad to be told
But practically everything
Leaves me totally cold

The only exception I know is the case
When I'm out on a quiet spree
Fighting vainly the old ennui
And I suddenly turn and see
Your fabulous face (Talking about me?)

[Verse 1: Lady Gaga, Tony Bennett]
I get no kick from champagne
Mere alcohol doesn't thrill me at all
So tell me why should it be true, mmm yeah

I get a kick out of you (Me?)

[Verse 2: Tony Bennett]
Some they may go for cocaine
I'm sure that if I took even one sniff
It would bore me terrifically too
Yet I get a kick out of you

[Verse 3: Tony Bennett, Lady Gaga, Both]
I get a kick every time I see you standing there before me
I get a kick though it's clear to see you obviously don't adore me
飛行機に乗ったくらいじゃダメなんだ
Flying too high with some gal in the sky is my idea of nothing to do
Yet I get a kick out of you

[Verse 4: Tony Bennett, Lady Gaga, Both]
I get a kick though it's clear to see
You obviously do not adore me
I get no kick in a plane
Flying too high with some gal in the sky is my idea of nothing to do
Yet I get a kick
You give me a whirl
I get a kick out of you
Get my kicks out of you


[Intro: Lady Gaga, Tony Bennett]
ちょっと寂し過ぎるから,あんまり人には話さないけど
アタシっていう人間は,少々のことがあったくらいじゃ
全然感動できないの
*
ただ例外がないわけじゃない
外に出てむっつりと
いつものように相も変わらず,ぱっとしない気分抱えて,悶々としていても
ふと振り向いて目の前に
そのステキな顔が見えたら,その時だけは例外なんだ(アタシのことを言ってるの?)

[Verse 1: Lady Gaga, Tony Bennett]
シャンパンを飲んだくらいじゃ何も起きない
単にお酒を飲んだだけ,ちっともワクワクしてこない
ねえだから聞かせてよ,これって本当のことなわけ?
アンタを見てるとワクワクするの
(俺のこと?)

[Verse 2: Tony Bennett]
(あのワクワクが欲しくって)薬に手を出すヤツもいるけど
俺にはちゃんとわかってる,コカイン一発キメたって
めちゃめちゃ退屈するだけだ
なのにお前と一緒にいるとちょっとワクワクするんだよ

[Verse 3: Tony Bennett, Lady Gaga, Both]
目の前にお前が立っているのを見ると,いつもワクワクするんだよ
そこまで好かれていないってハッキリわかっているはずなのに,それでもワクワクしてくるの
飛行機に乗ったくらいじゃダメなんだ
空の上で他の女と一緒にハイになったって,他にすることないからで
なのに2人で一緒にいるとちょっとワクワクするんだよ

[Verse 4: Tony Bennett, Lady Gaga, Both]
それでもワクワクしてくるの,ちゃんとハッキリわかってるのに
そこまで好かれていないって
飛行機に乗ったくらいじゃダメなのに
空の上で他の女と一緒にハイになったって,他にすることないからで
なのにワクワクするんだよ
一緒だとちょっとクラクラしてくるの
ちょっとワクワクしてくるし
すごく元気が出てくるの


(補足)
* leave someone cold ・・・ (人を)感動させない,(人の)興味をそそらない

(余談)

今では「飛行機に乗ったくらいじゃダメなんだ(飛行機に乗ったくらいじゃダメなんだ)」と言われても「そりゃそうだよね」くらいにしか思いませんが,この曲が発表されたのが1934年であることを考えれば「飛行機に乗る」ことがいかに一般庶民からかけ離れたことであったかは容易に想像がつきます。今で言えば「宇宙に行く」くらいの感覚でしょう。

ただ確かに宇宙旅行というものは,普通の飛行機に乗るのと基本的には同じことなので,一度経験してしまうと余程のことがない限り(宇宙に行く場合の余程のことがあってはシャレになりません)毎度毎度の繰り返しになることは避けられません。

その点人間には「こんな面があったのか」という発見をする余地が残されているので,そういった意味で「なのにお前と一緒にいるとちょっとワクワクするんだよ」のも無理からぬことと言えるでしょう。

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