I think being asked to write/sing a song for the James Bond sequels is the true sign of pop/rock star. It was Adele who enjoyed the privilege of singing the theme for Skyfall last time. This time it's Sam Smith. He's going to sings this song for upcoming James Bond's film, 'Spectre'.
Writing's On The Wall (Sam Smith)
I've been here before
But always hit the floor
I've spent a lifetime running
And I always get away
But with you I'm feeling something
That makes me want to stay
I'm prepared for this
I never shoot to miss
But I feel like a storm is coming
If I'm gonna make it through the day
Then there's no more use in running
This is something I gotta face
[Pre-Chorus]
If I risk it all
Could you break my fall?
[Chorus]
How do I live? How do I breathe?
When you're not here I'm suffocating
I want to feel love, run through my blood
Tell me is this where I give it all up?
For you I have to risk it all
Cause the writing's on the wall
[Verse 2]
A million shards of glass
That haunt me from my past
As the stars begin to gather
And the light begins to fade
When all hope begins to shatter
Know that I won't be afraid
[Pre-Chorus]
If I risk it all
Could you break my fall?
[Chorus]
How do I live? How do I breathe?
When you're not here I'm suffocating
I want to feel love, run through my blood
Tell me is this where I give it all up?
For you I have to risk it all
Cause the writing's on the wall
[Bridge: Instrumental]
The writing's on the wall
[Chorus]
How do I live? How do I breathe?
When you're not here I'm suffocating
I want to feel love, run through my blood
Tell me is this where I give it all up?
How do I live? How do I breathe?
When you're not here I'm suffocating
I want to feel love, run through my blood
Tell me is this where I give it all up?
For you I have to risk it all
Cause the writing's on the wall
[Verse 1]
こんなこと
前にもなかったわけじゃないけど
いつだって
そこから先には進めなかった
今までの人生は
休むことなく走り続けて
いろんなものから逃げてきたけど
お前とこうして一緒にいると
このままでも悪くない
そんな気持ちになってくる
このために
手だって十分打ってきたから
しくじることはないはずなのに
すぐに嵐がやってくる
そんな気がして仕方ない
この状況を
切り抜けたいと思うなら
逃げていたんじゃ意味がない
向かい合わなきゃならないような
ことが残ってるんだから
[Pre-Chorus]
全てを投げ打って
危ない勝負に出たとして
それが裏目に出た時も
お前は助けてくれるのか?
[Chorus]
生きてくこともできないし
息することさえ難しい
こうしてお前がそばにいないと
息さえできなくなりそうだ
体の中から全身で
愛されてると感じたい
教えてくれ
諦めるなら今なのか?
相手がお前だと
俺は全てを投げ打って
危ない勝負に出なきゃならない
まずいことになりそうだから
[Verse 2]
数えきれぬほど粉々に
砕けてしまったガラスの欠片
そいつが過去から蘇り
俺に憑りついてくる
空に星が現れる頃
日の光は翳り始める
全ての望みが粉々に
打ち砕かれてしまったことで
怖れるものなど何もない
そのことを思い出す
[Pre-Chorus]
全てを投げ打って
危ない勝負に出たとして
それが裏目に出た時も
お前は助けてくれるのか?
[Chorus]
生きてくこともできないし
息することさえ難しい
こうしてお前がそばにいないと
息さえできなくなりそうだ
体の奥から全身で
愛されてるって感じたい
教えてくれ
諦めるなら今なのか?
相手がお前だと
俺は全てを投げ打って
危ない勝負に出なきゃならない
まずいことになりそうだから
[Bridge: Instrumental]
まずいことになりそうだから
[Chorus]
生きてくこともできないし
息することさえ難しい
こうしてお前がそばにいないと
息さえできなくなりそうだ
体の中から全身で
愛されてると感じたい
教えてくれ
諦めるなら今なのか?
生きてくこともできないし
息することさえ難しい
こうしてお前がそばにいないと
息さえできなくなりそうだ
体の中から全身で
愛されてるって感じたい
教えてくれ
諦めるなら今なのか?
相手がお前だと
俺は全てを投げ打って
危ない勝負に出なきゃならない
まずいことになりそうだから
(余談)
タイトルにあるwriting on the wallという表現は,失敗や災害の兆しという意味であり聖書が出典ですが,そもそもジェイムズ・ボンドの映画である限り「writing on the wall(=まずいことになる前兆)」があるのは前提了解であり,逆にそれがなく毎日が平和に進行していく方がむしろおかしいと思われます。そもそもそのような状況では「凄腕スパイのジェイムズ・ボンド」のレゾン・デートル自体が危うくなってしまうでしょう。
例えば,ジェイムズ・ボンドが殺人的に混雑する総武線の快速電車に乗ってMI6のオフィスに出かけ(何故MI6のオフィスに行くのに総武線なのかはこの際お忘れください),以前提出したものの上司のMに書き直しを命じられた企画書を書き直し,今週が締めなので前の任務でかかった経費の精算を早く出せと経理から催促されるなか,馴染みの店で頼んだ昼の生姜焼き定食の肉が1枚多かったことに密かな喜びを感じているようでは(他のジャンルの映画の場合はともかく)アクション映画としては成立しません。
こう考えれば,ジェイムズ・ボンド映画が娯楽アクション大作として成立するためには「writing on the wall(まずいことになる前兆)」は必要不可欠であると思われます。
それはともかく,何故ジェイムズ・ボンド映画のテーマ曲はどれも「(昭和の)演歌っぽい」のでしょうか?この曲の場合も「歌謡コンサート」あたりで歌われていてもさほど違和感がないような気がします。
確かにどのシリーズでも、妙に昭和の演歌っぽかったですね。でも、それが007ワールドの構成要素の1つになっていると思います。そして、今だったら、もう、これは絶対サム・スミスにお願いするしかないでしょう。サム・スミス、すっかりシャープになって007への並々ならぬ意気込みが感じられるではないですか(?)期待通りの歌いっぷりで大満足です。アクション映画ってあまり観ないのですが、ダニエル・クレイグの007は例外です。公開されるのが楽しみです。
返信削除コメントありがとうございます。確かにミュージック・ヴィデオの中のSam Smithはイケていますが,あの体型になるために,彼はアボカドばかりを山ほど食べるというダイエットをしていたやに聞いております。過激なダイエットでは体に無理がかかります。リバウンドが心配なのは私だけではありますまい。
削除初めてコメント書かせていただきます。この曲に関してはネット上で賛否両論すぎて、傍観者ながらどうしていいものやろと思っていましたが、「ボンド映画調」ということで納得しました。直前のOmenが痺れる曲だっただけに違いすぎやろ。という。
返信削除ありがとうございました。
コメントありがとうございます。お役に立ててなによりです。ただ個人的にはジェイムズ・ボンド映画の核心は「(んなわけないやろ的)男の夢」だと思っているので,そのテーマ曲がOmenのハウスっぽいサウンドでは逆にジェイムズ・ボンド映画としてはどうなのかという問題も生じるように思われます。この路線はむしろ必然ではないでしょうか?
削除サム君が来日した暁には是非ともN響の演奏でNHKの「歌謡コンサート」への出演をお願いしたいと思うのですが、私がこのストリングス版を聞いた時に思い出したのは、芥川也寸志の昭和の映画音楽、特に『八つ墓村』のメインテーマです。あのドラマティックな演奏はまさに「昭和」です。
返信削除コメントありがとうございます。お話を伺っただけで私の脳裏には「歌謡コンサート」のステージで違和感なく歌うSam Smithと「今日は外国からのお客様をお招きしています。イギリスの歌手サム・スミスさんで,歌はライティング・オン・ザ・ウォールです。」と軽快に紹介するNHKのアナウンサーの声までが再生されました。
削除初めまして、ここ数年こちらのblogを覗かせて頂いております恵万と申します。
返信削除vestige様の和訳が大変素晴らしく、非常に勉強になります。
ありがとうございます。
Sam Smithの張り上げる声を聞く度にマツコ・デラックスさんが頭に浮かぶように
なってしまったのはvestige様のせいなのですが、
こちらの曲のイントロを聞きそして「昭和の歌謡曲」と聞いて…
昔NHK?で放送されていた「伊達政宗」だったかな?その
オープニングを思い出しました。
今ではこちらの曲を聴く度に脳内では、
兜を被ったマツコ・デラックスさんが登場なさるという…
初めましてでこういったコメントになってしまい大変恐縮です、
次回は真面目なコメントを書きたいと思います。失礼しました。
コメント並びに過分なお言葉ありがとうございます。伊達正宗の件,リアルタイムでは見ていなかったのでyoutubeで探して聴きましたが,確かにどちらの曲もストリングスが効いています。そしてあの「歌謡コンサート」であれば,兜を被るにしろ被らないにしろ,マツコ・デラックスがこの曲をロングドレスで歌っても問題なく成立するように思われます。
削除いつもTwitterでお世話になっております、こたえです。
返信削除金曜日にSpectreの先行上映でこの曲を映像に合わせて聞いてきまして、
vestige様ならもう訳しておられるかも?と思いやって参ったところです。
さすがvestige様、スペクターOPの不穏な感じまで含んだ素敵な訳ですね。
確かにうちに帰ってきて聞くと「歌謡コンサート」かも!(笑) ですが、劇場でタコ足にゅるにゅるの映像と一緒に聞くと、絵のパワーに負けないいい歌だなーーサムスミスよう声でとるなーーと感じ入ってしまいました。映像の力ってすごいものですね。
サム・スミス自身は「ラブソングの大作を作ろうと思い立っ」てこの曲を書いたと聞いておりますが、でも、もうマツコ・デラックスがあのイブニングで歌ってるところで再生され始めました(笑)。
映画もとても素敵でした。私のTwitterではQがよかったQが天使だったしか書いてませんが(おい)、Daniel Craigのボンドの集大成として納得できる出来だと思います。
そして、わたくし、何を隠そう「殺人的に混雑する総武線の快速電車に乗って」通勤しておりましたものですから、上の例え話がリアルに身に染みて、最後の生姜焼きが一枚多いところでこらえ切れず吹き出してしまいました。これからPC画面のコーヒーの拭き取りを始めたいと思います(泣)。
コメントありがとうございます。私の脳内でもこの曲を歌っているのはすでにSam Smithではなくマツコ・デラックスですが,それはともかくJames Bondが電卓を叩きながら任務にかかった経費の精算をしている映画があれば,それはそれで見てみたいような気もいたします。
削除自分の好きな歌の歌詞、和訳が知りたいときはほとんどこのサイトを見させて頂いてます!英語全然得意じゃありませんでしたが洋画を見たり根っからの洋楽好きなので、聴きながらこのサイトの歌詞をみてたりしてたら、聞き取れる言葉が多くなってきました。感謝感激です。(笑)管理人さんの和訳のセンスとても素敵です。いつか真似できたらいいなと思う所存です。@24歳女性w
返信削除コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。何故かスパム・フォルダに格納されてしまっていたためお返事が遅れましたが,@24歳女性w様のように仰ってくださると大変に励まされます。今後もどうかよろしくお願いいたします。
削除ジェイムズが下総中山にお住まいなのをよくご存じで。
返信削除かっこいい和訳ですね。
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