この曲のタイトルは「Waiting ON a War」であって「 Waiting FOR a War」である点にご注目ください。「wait on」というイディオムには「顧客などに仕える 例:Is anyone waiting on table one(1番テーブルには誰かついてる?)」や「その先に進むために必要な特定の人や事を待つ 例:I'm waiting on Carrie's response, so I don't have an answer to your question yet.(Carrieの出方を待ってるところです。そうすれば質問に答えなくてすみますからね)」という意味があります。
Please not the title is Waiting ON a War not Waiting FOR a War. "Wait on" is an idiom which has some meanings including "to serve a customer or patron (ex. Is anyone waiting on table one?)" and "to await some particular person or thing before one is able to proceed (ex. I'm waiting on Carrie's response, so I don't have an answer to your question yet.) ".
Waiting on a War (Foo Fighters)
[Verse 1]
I've been waiting on a war since I was young
Since I was a little boy with a toy gun
Never really wanted to be number one
Just wanted to love everyone
[Chorus]
Is there more to this than that?
Is there more to this than that?
Is there more to this than that?
Is there more to this
More to this, more to this than
Just waiting on a war?
Just waiting on a war?
[Verse 2]
Every day waiting for the sky to fall
Big crash on a world that's so small
Just a boy with nowhere left to go
Fell in love with a voice on the radio
[Chorus]
Is there more to this than that?
Is there more to this than that?
Is there more to this than that?
Is there more to this
More to this, more to this than
Just waiting on a war?
Just waiting on a war?
[Post-Chorus]
Just waiting on a war for this and that
There's got to be more to this than that
Just waiting on a war for this and that
There's got to be more to this than that
[Bridge]
I've been waiting on a war since I was young
Since I was a little boy with a toy gun
[Chorus]
Is there more to this
More to this, more to this than
Just waiting on a war?
Just waiting on a war?
[Post-Chorus]
Just waiting on a war for this and that
There's got to be more to this than that
Just waiting on a war for this and that
There's got to be more to this than that
Just waiting on a war for this and that
There's got to be more to this than that
Just waiting on a war for this and that
There's got to be more to this than that
[Outro]
'Cause I need more
Yeah, I need more
Just waiting on a war
Just waiting on a war
Yeah, I need more
(For this and that)
(There's got to be more to this than that)
(Just waiting on a war)
Yeah, I need more
(For this and that)
(There's got to be more to this than that)
Just waiting on a war
[Verse 1]
戦争になるんじゃないかとビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって,今までずっと生きてきた
おもちゃの銃を持ってるような本当に子どもの時代から
ナンバー・ワンになりたいだとか,そんなの全然思ってなくて
ただ周りと仲良くしたい,そんな風に思ってたのに
[Chorus]
今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが
あれしかやりようないのかよ?
もっとあるだろ?やることが
今のこの状況で
あんなことしてるより
戦争にビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって
何もせず怯えて待ってるだけよりも
[Verse 2]
今にも空が落ちて来て世界の終わりがやってくるのを,ただ毎日待っていただけ
本当に狭い世の中なのに意見は派手に食い違ってて
どこにも逃げ場のないヤツは
ラジオから流れる声の虜になった
[Chorus]
今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが
あれしかやりようないのかよ?
もっとあるだろ?やることが
今のこの状況で
あんなことしてるより
戦争にビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって
何もせず怯えて待ってるだけよりも
[Post-Chorus]
あんなこととかこういうことで,戦争っていうもんに,右往左往してるけど
今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが
あんなこととかこういうことで,戦争っていうもんに,いちいち振り回されているけど
あれしかやりようないのかよ?
[Bridge]
戦争になるんじゃないかとビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって,今までずっと生きてきた
おもちゃの銃を持ってるような本当に子どもの時代から
[Chorus]
今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが
今のこの状況で
あんなことしてるより
戦争にビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって
何もせず怯えて待ってるだけよりも
[Post-Chorus]
あんなこととかこういうことで,戦争っていうもんに,右往左往してるけど
今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが
あんなこととかこういうことで,戦争っていうもんに,いちいち振り回されているけど
あれしかやりようないのかよ?
あんなこととかこういうことで,戦争っていうもんに,右往左往してるけど
今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが
あんなこととかこういうことで,戦争っていうもんに,いちいち振り回されているけど
あれしかやりようないのかよ?
[Outro]
だって俺はこんなんじゃ全然納得できないし
これじゃダメって思うから
戦争にビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって
何もせず怯えて待ってるだけなんて
これじゃ納得できないね,もっと何かできるはず
(こっちにもあっちにも)
(今のこの状況で,あんなことしてるより,もっとあるだろ?やることが)
(戦争っていうもんに右往左往するよりも)
そうだよこれじゃ足りないよ,もっと何かできるはず
(こっちにもあっちにも)
(今のこの状況で,あんなことしてるより,絶対何かできるはず)
戦争っていうもんに右往左往するよりも
(余談)
聞くところによると,Foo FightersのDave Grohlは(共和党のスピーチ・ライターだった父親が理由で)1980年代はじめにワシントンDC郊外で子ども時代を過ごし,当時空からは核ミサイルが落ちて来て自宅の裏庭に敵国の兵士が侵入してくるといった不安を抱えていたようですが,2019年に10代の娘を学校へ車で送っていく途中,彼女から(アメリカと北朝鮮は)戦争になるのかと問われ,自分が40年前に背負っていた同じ不安を娘もまた感じていると知ってこの曲を書いたそうです。
以上の点を考えあわせ,曲の冒頭に登場する「I've been waiting on a war since I was young」を「戦争になるんじゃないかとビクついて,戦争の顔色ばっかりうかがって,今までずっと生きてきた」と訳しました。
リードでも述べたように,タイトルが「waiting On a war」であることはこの曲を理解する上で非常に重要です。「戦争」というものがいわば人間にとっての「主人」となって,それに人間が振り回されている様子がうかがえるからです。(仮にこれが「waiting FOR a war」だと戦争(が起こって欲しいと思いながら)待っている」ということになってしまいます。)
「Waiting ON a War」はこの曲にピッタリのタイトルであると同時に,この曲自体も全世界がパンデミックと戦っている現在にまさに相応しいものであるように思われます。
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