2013年8月4日日曜日

Poison and Wine ザ・シビル・ウォーズ (The Civil Wars)

Katy Perryつながりでこのアーティストを知りました。よく利用するサイトが近日発売の彼らの2枚目のアルバムを取り上げていたのですが,その中の1曲のタイトルが彼女の曲と同じThe One That Got Awayでした。http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2011/12/one-that-got-away-katy-perry.html
最初は彼女の曲のカヴァーだと思ったのですが,実際には全く別の曲でした。興味を引かれてネットで調べてみたところ,The Civil Warsの最大のヒット曲はこのPoison and Wineだと判明したため,今回こちらを取り上げることになりました。
Katy Perry brought me to them.  On one of my favorite websites picked up few tracks of their upcoming sophomore album.  One of them was titled, "The One That Got Away."  That reminded me of Katy Perry's song I posted before.  http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2011/12/one-that-got-away-katy-perry.html
At first I thought it's a cover but actually it's not.  They're completely different songs.  Being intrigued, I did some research online and I found out this "Poison and Wine" was their biggest hit so far.  I don't think it's a bad idea to post it this time.
Poison and Wine  (The Civil Wars)
You only know what I want you to
I know everything you don't want me to
Oh your mouth is poison, your mouth is wine
You think your dreams are the same as mine
Oh I don't love you but I always will
Oh I don't love you but I always will
Oh I don't love you but I always will
I always will

I wish you'd hold me when I turn my back
The less I give the more I get back
Oh your hands can heal, your hands can bruise
I don't have a choice but I'd still choose you

Oh I don't love you but I always will [x7]
I always will [x5]

何をすればいいかだけは
ちゃんとわかってくれてるけど
わかってるのはそのことだけで
他には何もわかってない
だけど私には
あなたが隠しておきたいことも
みんなちゃんとわかってる
お前の口から出る言葉は
毒薬のように俺を苦しめる
なのにお前とキスすると
ワインを飲んだように幸せになる
自分が望んでることは
相手もそうだと思ってる
だけど本当はそうじゃない
今この瞬間に大好きだとは言えないけど
だからって嫌いになったわけじゃない
これからだって大切にする(3回繰り返し)
本当だよ

たとえ背中を向けたとしても
ちゃんと抱きしめてほしいのに
そっけなくした方が
上手く行くってわかってるんだ
傷つくとその手で優しく癒してくれる
なのにその同じ手で
今度はまた傷つけるのよ
本当は他にどうにもできなくて
こうするしかないんだけど
それでも敢えてそうしてるって
そういう風に思いたい
今この瞬間に大好きだとは言えないけど
だからって嫌いになったわけじゃない
これからだって大切にする(7回繰り返し)
本当だよ(5回繰り返し)

(余談)

タイトルのPoison and Wineですが,考えてみればこの世の中にあるもので,どれほど過ぎてもpoisonにならないものなどありません。生命維持に必要な水でさえ,摂取し過ぎると低ナトリウム血症になって命が危なくなりますし酸素も同様です。無論「愛」や「夢」「信念」も例外ではないでしょう。そう考えると「中庸」を徳とした故アリストテレス大先生(←「故」とつけると知り合いのような気がしてきます)はやはり偉大です。

それはともかくこの曲,海外の歌詞サイトでは「結婚や恋愛関係というものの本当の姿を描いている」と絶賛されています。とりわけI don't love you but I always willの個所がそうで,まさしく今の自分の状況であるというコメントを数多く目にしました。

ただ私に言わせればこの箇所,文章として論理が破綻していてoxymoronといいましょうか,わかりやすく言うと「豪華粗品」のような表現になっています。一応訳文では「今この瞬間に大好きだとは言えないけど,だからって嫌いになったわけじゃない,これからだって大切にする」としているものの,これでは公判は維持できません。

したがって,ここでは是非ともその主張(=今この瞬間に大好きだとは言えないけど,だからって嫌いになったわけじゃない,これからだって大切にする)を支えるために,有無を言わせぬほどの強力な物証(physical evidence)が欲しいところですが,そもそも何故公判を維持せねばならないのかという点は私にもわかっていません。

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