2019年9月3日火曜日

Don't Give Up On Love ヘイリー・サンダーソン (Hayley Sanderson)

この曲はChuck Wepnerの人生を描いたThe Bleederという映画でこの曲を耳にしました。彼のモハメド・アリとの試合にヒントを得て,シルベスター・スタローンはあの有名なロッキーの脚本を書いています。
I heard this song in a film The Bleeder, portraying the life of Chuck Wepner who inspired Sylvester Stallone to write the iconic story of Rocky Balboa through his bout with Muhammad Ali.
Don't Give Up On Love  (Hayley Sanderson)

Some might say, that love is blind
That romance is a silly game and just a waste of time
And I've heard, that a broken heart can never mend
When you think that you'll be lovers
But she tells you you're just friends
Well, i'm here to tell you mister
Don't give up on love
There's a chance that when you've kissed her
She's a gift from up above
There's an angel, waiting in the wings for you

そうかもね,誰かに夢中になっちゃうと,見えるものでも見えなくなるし
恋なんていうものはつまらない駆け引きで,時間を無駄にしてるだけ
しかも恋で傷つくともう二度と立ち直れない,そう聞いたこともある
恋人だって思ってたのに
相手には友達だって言われちゃう
けどここで言っとくよ
恋なんてもういいやって思わないでよ
可能性が残ってるから,キスした相手が
天国の贈り物って場合もあるし
出番が来るのを待つように,天使が待ってることもあるから *

(補足)

* wait in the wings ・・・ (出演者が舞台のそでで)出番を待つ

(余談)

不思議な映画でした。見る前はChuck WepnerがMuhammad Aliからダウンを取るところがクライマックスだと思っていたのですが,実際に見てみるとそこは比較的初めの方であっさり終わってしまい,その後は彼の凋落ぶりが淡々と描かれます。

通常の映画であれば,主人公が①このまま凋落を続け,何故あの一瞬に自分の運命を変えられなかったのだろうと悩む,あるいは②(何らかの分野で)返り咲いて再び脚光を浴びる,のどちらかになりそうですが,この映画はそのどちらでもなく,中途半端といえば非常に中途半端ですが,おそらくそういった結末が真の意味での「ハッピーエンド」なのかもしれません。

よくある「全米が泣いた!」的な映画ではありませんが,見終った後なんとなく「・・・だよね」と言いたくなる映画でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿