この曲のことはもう何十年も知っていましたが歌詞の内容はわからず,「グリーンスリーヴス(緑の袖)」が文字通り緑色の袖のことなのかということが常に気になっていました。
I've known this song for decades but not the meaning. I've been wondering what "Greensleeves" actually represented. Are they literally sleeves of color green? Greensleeves (The Brothers Four)
Alas, my love, you do me wrong
To cast me off discourteously
For I have courted you so long
Delighting in your company
Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight
Greensleeves my heart of gold
And who but my lady greensleeves
So, Greensleeves out there, well ado
May good fortune prosper thee
For I am still thy lover true
Oh, come once again and love me
Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight
Greensleeves was my heart of gold
And who but my lady greensleeves...
なんだよこんなのあんまりだ
あんなひどいやり方で俺のこと見捨てるなんて
こんなに長く尽くしてきたし
楽しく一緒に過ごしてたのに
緑色の服を着た(Greensleeves)あいつがいれば幸せで
それだけで嬉しくて
優しい気持ちになれたんだ
そんな相手は他にはいない,緑の服のあいつだけ
それであいつは出ていって,あれこれとやってるみたい
どうか運に恵まれて幸せになってくれ
今でも俺は心からお前のことが大切だから
もう一度戻って心を寄せてくれ
緑色の服を着た(Greensleeves)あいつがいれば幸せで
それだけで嬉しくて
優しい気持ちになれたんだ
そんな相手は他にはいない,緑の服のあいつだけ
(余談)
Wikipediaによれば,この曲の成立は16世紀後半の1580年頃と言われているようで,イギリスで言えばあのエリザベス1世の統治下,日本で言えば安土桃山時代にあたります。
歌詞に登場する「Greensleeves」は実際の名前ではなく,いわゆる恋愛に奔放な女性を指し娼婦だったとする説もあります。確かに原曲の歌詞を見てみると「最高級のペティコートを3枚も買ってやった」的な箇所が登場するので,それも強ち飛躍とは言い切れないでしょう。
それはともかく今回歌詞の内容を知ってしまったことで,今までは片思いの切ない思いを綴ったロマンティックな曲だと思っていたこの曲が(確かにある意味片思いですが)よくある「振られ男の恨み節」としか思えなくなってしまいました。
・・・人生には知らない方がいいこともあるようです。
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